#author("2018-08-18T03:05:49+09:00","","")
*《プラチナ・ワルスラS》 [#fcd0602d]
#author("2018-09-16T17:47:14+09:00","","")
*《プラチナ・ワルスラ&ruby(エス){S};》 [#fcd0602d]

|プラチナ・ワルスラS VR 水文明 (3)|
|進化クリーチャー:マジック・コマンド/イニシャルズ 6000|
|進化:自分の水のクリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、カードを3枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。|
|''※殿堂入り''|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[水]]の[[進化]][[マジック・コマンド]]/[[イニシャルズ]]。
[[アタックトリガー]]で3枚[[ドロー]]し、その後1枚を[[捨てる]]ことが出来る。

[[手札補充]]と[[墓地肥やし]]をしつつ[[W・ブレイカー]]を放つという、癖の強い[[カード]]の多い[[ワルスラ]]にしては珍しく、使いやすくかつ非常に高い[[スペック]]を誇る。過程はだいぶ違うが、[[攻撃]]の度に3枚[[ドロー]]しつつ1枚破棄するという点は[[《超電磁コスモ・セブΛ》]]や[[《ダークナイト クリストファー》]]と似通っている。
[[手札補充]]と[[墓地肥やし]]をしつつ[[W・ブレイカー]]を放つという、癖の強い[[カード]]の多い[[ワルスラ>【ワルスラ】]]にしては珍しく、使いやすくかつ非常に高い[[スペック]]を誇る。過程はだいぶ違うが、[[攻撃]]の度に3枚[[ドロー]]しつつ1枚破棄するという点は[[《超電磁コスモ・セブΛ》]]や[[《ダークナイト クリストファー》]]と似通っている。

これだけなら[[《超閃機 ジャバジャック》]]や[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]など、[[水]]の[[中量級]][[進化クリーチャー]]によくある[[能力]]だが、それらと決定的に違うのは従来の[[進化]]獣より[[召喚コスト]]が1[[マナ]][[軽い]]という点。

この3と4の差は非常に大きく、[[《アクア・エボリューター》]]や[[《一撃奪取 マイパッド》]]を経由せずとも3[[ターン]]目での[[召喚]]が可能となる。[[ビートダウン]]において1[[ターン]]の差は非常に大きいため、これだけでも十分な差別化ができている。
[[《アクア・ジェスタールーペ》]]の[[連鎖]]対象にも収まっているのもありがたい。

しかも[[種族]]に[[コマンド]]を保有しているため、これまで手頃な[[侵略]]元に乏しかった[[《超奇天烈 マスターG》]]などの[[コマンド]][[侵略]]持ちの[[進化クリーチャー]]にも即[[侵略]]できたりと至れり尽くせり。とはいえ自身の[[スペック]]が強力であるため、[[侵略]]に繋げるなら[[手札]]が十分に増えた後の押しの一手として使うのが良いだろう。

強いて言えば[[パワー]]6000とある意味で進化クリーチャーとしてはコスト相応のサイズであるというのが弱点であり、終盤に近づくにつれて殴り返しで退場する危険性が増すのはご愛嬌。ただ、バトルに弱い点はアタックトリガーなどで落とせる[[《爆撃男》]]でケアできる。[[《爆撃男》]]自体もアタックトリガーで強引に引っ張り込むことが期待できる。

2ターン目に[[進化元]]、3ターン目にこのカードを用意した頃にはクリーチャーがこれ1体という場面も珍しくない。そのため、[[《掘師の銀》]]や[[《学校男》]]などの選ばせ除去に弱く、注意が必要である。後者に関しては、[[【墓地ソース】]]などでは参照できる墓地のカードの数が増えるということで嬉しいと言えば嬉しいが。

総評を言えば、悪名高き[[殿堂入り]][[カード]]、[[《アストラル・リーフ》]]と比べても遜色無いと言って差し支えない[[スペック]]。近年の[[インフレ]]を如実に感じさせる[[カード]]といえよう。

登場当初から進化元となる水の2コスト[[ウィニー]]が多く入るデッキならあらゆるデッキに積まれ、特にコスト踏み倒し系統のデッキでは着地を阻害された際の素出しプランに使われた。そういう意味で最も顕著なのは[[【赤青ドギラゴン剣】]]での活躍であろう。

ビートダウンすればするほど手札を増やせる3コストの進化[[W・ブレイカー]]というのがメタをかけづらい[[デッキパワー]]増強手段として問題視されたのか、2018年7月14日より[[殿堂入り]]することが決定した。
ビートダウンすればするほど手札を増やせる3コストの進化[[W・ブレイカー]]というのがメタをかけづらいデッキパワー増強手段として問題視されたのか、2018年7月14日より[[殿堂入り]]した。

-[[水]]入りの[[【墓地ソース】]]では[[《金属器の精獣 カーリ・ガネージャー》]]に代わる新戦力として注目されている。一仕事終えた[[《戦略のD・H アツト》]]などを手軽に強化しながら、更なる[[ドロー]]と[[墓地肥やし]]を行うことが出来るため。&br;同弾でそちらの[[相互互換]]に近い[[《【問2】ノロン↑》]]が登場したことも、この[[カード]]にとっては追い風。

-[[赤青ブランド]]でも[[ビートダウン]]とリソース確保を同時に行う要因として重宝されている。ビートジョッキーデッキは[[《制御の翼 オリオティス》]]に弱いので、時にはこのカードの能力を活かしてまともにウィニーを素出しして勝ちに行くことも重要である。
-[[【赤青ブランド】]]でも[[ビートダウン]]とリソース確保を同時に行う要因として重宝されている。ビートジョッキーデッキは[[《制御の翼 オリオティス》]]に弱いので、時にはこのカードの能力を活かしてまともにウィニーを素出しして勝ちに行くことも重要である。

-通常の[[マジック・コマンド]][[デッキ]]はともかく、基本的に[[シールド]]を[[ブレイク]]しない[[《S級宇宙 アダムスキー》]]の[[デッキ]]([[【アダムスキーライブラリアウト】]])では[[アタックトリガー]]が使いづらい場面も少なくない。&br;使うなら[[殴り返し]]で倒せる[[クリーチャー]]がいる時に軽量獣から[[進化]]させ、[[殴り返し]]つつキー[[カード]]を集めるという使い方が良いだろう。勿論既に[[手札]]に[[《S級宇宙 アダムスキー》]]があるなら、そのまま[[侵略]]して攻勢に入れば良い。&br;また、[[S級侵略]][宇宙]で上のアダムスキーを他の[[クリーチャー]]に移動させれば、[[アタックトリガー]]を再使用できることも覚えておきたい。

-[[アタックトリガー]]によるドローを行っている時点ではすでに[[メインステップ]]は過ぎているので、当然だが[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]を[[G・ゼロ]]で[[召喚]]するタイミングはその[[ターン]]にはもうない。

-この[[カード]]の登場で、[[《エンペラー・マルコ》]]はさらに苦しい立場になったと言えるだろう。

-実は[[革命ファイナル]]正式[[エキスパンション]]の中では唯一の[[進化クリーチャー]]だったりする。

-ワルスラシリーズの例に漏れず、名前の元ネタは「ドラゴンクエスト」シリーズのスライム系モンスター「プラチナキング」と思われる。だが、その見た目はどちらかというと「キングスライム」か「スライムエンペラー」そのものである。

-フレーバーテキストからおそらく、[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]が蘇った姿と思われる。

**関連カード [#v6235925]
-[[《超電磁コスモ・セブΛ》]]
-[[《ダークナイト クリストファー》]]
-[[《D2S 皇帝ワルスラ》]]

-[[《ブレイン・タイフーン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x44c8fb9]
-[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]&br;'''[[禁断の星>《FORBIDDEN 〜禁断の星〜》]]と[[ドルマゲドンX>《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が近づくにしたがって、倒したはずの[[マスター達>マスター・イニシャルズ]]が蘇る!'''

**収録セット [#w39ef4f8]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]

**参考 [#ud32d861]
-[[マジック・コマンド]]  
-[[イニシャルズ]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[捨てる]]
-[[手札交換]]
-[[墓地肥やし]]