#author("2019-07-22T00:12:50+09:00","","")
#author("2020-01-01T15:02:15+09:00","","")
*《ブラッキング・ザ・ジョニー》 [#c741ccf2]

|ブラッキング・ザ・ジョニー LEG 無色[ジョーカーズ] (8)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 5000+|
|マスター・ブレイカー(このクリーチャーがバトルゾーンに出たターン、各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する)|
|このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。こうして表向きにした無色クリーチャー1体につき、このターン、このクリーチャーはパワー+5000され、シールドをさらに1つブレイクする。表向きにしたカードはすべて、好きな順序で自分の山札の一番上または下に置く。|

[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]で登場した[[ジョーカーズ]]。

[[逆フュリー・チャージ]]を持ち、さらに[[cip]]で[[山札の上]]から3枚の中にある[[無色]][[クリーチャー]]1体につき、5000[[パンプアップ]]と1枚[[追加ブレイク]]を得る。さらに[[マスター・ブレイカー]]が付いているので各[[ブレイク]]の前に1体[[確定除去]]できる。

[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]または[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせを1体である程度再現したかのようなクリーチャー。
表向きにした3枚がすべて[[無色]]なら4枚[[ブレイク]]と4体[[確定除去]]を放てるが、そもそもあちらの組み合わせが環境であまり活躍できなかった上に、[[コスト]]が8と重いので単体で使用するに見合った[[スペック]]とは言い難い。
さらに問題となるのは、どの[[能力]]も出した[[ターン]]にしか発揮されない点。一度[[ブロック]]や[[攻撃曲げ]]などで攻撃を阻止されてしまえば、後は[[パワー]]5000の[[バニラ]]と化す。
[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]または[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせを1体である程度再現したかのようなクリーチャー。表向きにした3枚がすべて[[無色]]の''[[クリーチャー]]''なら4枚[[ブレイク]]と4体[[確定除去]]を放てる。
だが、そもそもあちらの組み合わせが[[環境]]であまり活躍できなかった上に、こちらは[[コスト]]が[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]より1重く、単体で使用するに見合った[[スペック]]とは言い難い。しかも、《ナッシング・ゼロ》の効果と違って、''クリーチャーでない''カードは[[追加ブレイク]]の条件の対象外。[[【ジョーカーズ】]]の基盤である[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]ですら、事故要因になるのは痛く、デッキの構築は限られる。

その上、最後の[[能力]]は[[無色]]''かつ[[クリーチャー]]''でないと条件を満たせないため、安定してフル[[スペック]]を出せる[[デッキ]]構築は限られる。



さらなる問題として、どの[[能力]]も出した[[ターン]]にしか発揮されず、そのターンが終われば[[パワー]]5000のただの[[バニラ]]と化すため、出したターンにマスター・ブレイカーを決めに行きたいところだが、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]のように自力で[[アンブロッカブル]]にならないという難点がある。そのため、1ショットキルを狙う場合は、先に[[ブロッカー]]を除去したいところだが、このクリーチャーは[[ブロック]]されずにシールドに攻撃が通ってから[[除去]]を行うため、能力がかみ合わせが悪い。

そもそもこのカードの登場時点で、[[【ジョーカーズ】]]は[[火]]や[[自然]]の[[ジョーカーズ]]が組まれるようになったため、なおさら立場がない。

[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]の[[ジョラゴン・ビッグ1]]で使うことで、[[コスト]]の高さはある程度カバーできるが、[[ブレイク]]数を増やすならすでに[[《アイアン・マンハッタン》]]という《ジョラゴン》の最高のパートナーが存在するため、こちらでの採用も難しい。

他には、[[山札の上]]チェックで[[表向き]]にした[[カード]]は山札の上と下に好きに配分できるため、[[《バレット・ザ・シルバー》]]の能力をサポートすることが可能。
-[[山札の上]]チェックで[[表向き]]にした[[カード]]は山札の上と下に好きに配分できるため、[[《バレット・ザ・シルバー》]]の能力をサポートすることが可能だが、[[《夢のジョー星》]]で事足りてしまう。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせが環境で大した活躍ができなかったにも関わらず、《破界秘伝ナッシング・ゼロ》を殿堂入りした上に、このようなカードを作ったあたり、公式は[[マスター・ブレイカー]]と[[追加ブレイク]]の組み合わせを過大評価していると思われる。
-前述のとおり、[[呪文]]は事故要員になると話したが、それでも[[無色]]デッキでは[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]がほぼ必須。他には高コストを補える[[《戦慄のプレリュード》]]か、[[サーチ]]兼[[《ガンバG/ガガン・ガン・ガガン》]]らのタネとなる[[《ジョジョジョ・ジョーカーズ》]]のどちらかが欲しい。このクリーチャーを採用したデッキで[[呪文]]を入れるなら、5〜6枚に留めておくと良いだろう。


-前述のように黎明期の[[零単>無色]]構築の[[【ジョーカーズ】]]における[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]と[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]の組み合わせを思わせるカードだが、実際の当該デッキにおいてはそこまでしなくとも[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]を序盤の軽量[[クリーチャー]]に使っても勝てる傾向にあったため、やや違和感がある。あちらと違って[[エクストラウィン]]がないのも逆風。

-[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]の印象に引きずられがちだが、こちらの[[能力]]には実のところ[[ジョーカーズ]]を参照するものが存在しない。[[無色]][[クリーチャー]]比率が多ければ[[ジョーカーズ]]の有無や多寡に関係なくフルスペックで利用できる。
--このため、[[《真実の名 修羅丸》]]との相性は比較的良好。[[マナカーブ]]上7→8とつながり、こちらの[[cip]]で[[《修羅丸》>《真実の名 修羅丸》]]の[[コスト踏み倒し]]先を操作できる。このカードの登場時点では[[無色]]の[[スピードアタッカー]]持ちの[[クリーチャー]]は少ないこともあり、前のめりな構築に寄せる場合、[[《修羅丸》>《真実の名 修羅丸》]]から[[踏み倒す>コスト踏み倒し]]対象のアタッカーとしては、このカード自身も比較的優良な部類。

-[[ジョーカーズ]]、ひいては[[無色]]で初となる[[レジェンドカード]]。枠の色もしっかりと白色である。

-「デュエル・マスターズ!!」15話では[[切札 ジョー]]が[[バサラ]]戦で使用。[[《ガヨウ神》]]、[[《ゲラッチョ男爵》]]、[[《ポクチンちん》]]を引き当てたことでバサラのシールドを4枚ブレイクしてあと一歩まで追い詰めたものの、[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]のS・トリガーの発動を許してしまう。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《ジョニー・ザ・ビギニング》]]
-[[《破界秘伝ナッシング・ゼロ》]]

**収録セット [#tf27bc6c]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](3/98)
-illus.[[boyaking]]
--[[プロモーション・カード]]
--[[プロモーション・カード]](P37/Y18)

**参考 [#i7917225]
-[[ジョーカーズ]]
-[[マスター・ブレイカー]]
-[[逆フュリー・チャージ]]
-[[cip]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[パンプアップ]]
-[[追加ブレイク]]

-[[レジェンドカード]]