#author("2018-07-22T19:00:51+09:00","","") *《ヒラメキ・プログラム》 [#qe33a2e4] |ヒラメキ・プログラム R 水文明 (3)| |呪文| |自分のサイキックではないクリーチャーを1体破壊する。その後、自分の山札の上から、その破壊されたクリーチャーよりコストが1多いクリーチャーが出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。そのクリーチャーをバトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。| |&bold(){※殿堂入り}| [[優勝者賞]]として先行登場し、[[DMR-05>DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]]に収録された[[水]]の[[呪文]]。 [[殿堂入り]][[カード]]の[[《転生プログラム》]]を彷彿とさせる[[コスト踏み倒し]][[能力]]を持ち、[[破壊]]した[[クリーチャー]]より[[コスト]]が1大きいクリーチャーを[[バトルゾーン]]へと呼び出す。 一見すると[[《転生プログラム》]]と似ているが、決して[[下位互換]]ではなく、使い方も全く異なる。 外れた[[カード]]は[[山札]]に戻るため[[ライブラリアウト]]の危険がなく、相手には撃てないため相手の[[ライブラリアウト]]を狙うこともできない。 またあちらは非[[進化]]なら何でも出せるため、あらかじめ[[山札操作]]をしておく必要があったが、こちらはコストが固定されるため、[[デッキ]]構築の段階で生贄+1コストのクリーチャーを極力絞っておく必要がある。 [[進化クリーチャー]]も出すことができるが、生贄+1[[コスト]]の進化クリーチャーが[[山札]]から出てきた時点で[[進化元]]を用意できない場合、[[クリーチャー]]を一体[[破壊]]しただけで終わってしまうということでもある。 逆に[[墓地進化]]クリーチャーに対しては、生贄をうまく選べば進化元の確保を同時に行える。 生贄としては[[コスト]]が高いが正規のコストを払って出ることが少ないクリーチャー、例えば[[《アクア・サーファー》]]などの[[S・トリガー獣]]や[[《予言者ローラン》]][[《絢爛の超人》]][[《オニウッカリ 爆マル》]]などが向く。 特に[[《予言者ローラン》]]を生贄にできれば、最速3ターン目にコスト8のクリーチャーが降臨することに。これを生かしたデッキタイプがいわゆる「ヒラメキローラン」「[[ヒラメキドレーン]]」といわれるデッキである。 また、高[[コスト]]の[[pig]]持ちクリーチャーとも非常に相性が良い。例えば[[《鬼の襲撃 モエル》]]や[[《真実の名 ナッツ・スパゲッティーノ》]]、[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]などを対象に選べば、瞬間的に複数のクリーチャーを並べることができる。上記の使い方とは違い、こちらは[[1ショットキル]]や[[即死コンボ]]を狙える。 本家[[《転生プログラム》]]と同じく色々と[[コンボ]]を考えたくなる、いかにも[[水]][[文明]]らしい[[呪文]]と言えるだろう。もちろん、本家と同様に[[《黒神龍グールジェネレイド》]]と絡めた[[コンボ]]も考えられる。 -[[サイキック・クリーチャー]]は生贄にできないが、これは[[名目コスト>サイキックコスト]]より実質コストが低いためと考えられる。妥当な調整であろう。 --ただし、[[ドラグハート・クリーチャー]]は対象にできる。[[《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》]]など、[[破壊置換効果]]持ちで相性のいいものもあるので覚えておいて損はない。 -[[カードイラスト]]に描かれているのは[[《スーパーハッカー サイバー・クーン》]]。 -「この[[呪文]]を[[唱える]]」ことを、俗に「ヒラメく」と言う。この表現は公式サイトや[[フレーバーテキスト]]でも用いられ、半ば公式用語化している。 -登場以来、多くの[[デッキ]]で利用されていたが、2015年6月15日付けで[[殿堂入り]]が発表された。[[ヒラメキドレーン]]が規制されてから[[環境]]で活躍する機会は減っており、やや意外な結果となった。[[革命編]]にて、[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]や[[《破壊者 シュトルム》]]等の[[S・トリガー獣]]が登場したことも影響しているのだろう。これらの[[クリーチャー]]をたった3コストで[[ファッティ]]に変えられるこのカードの存在が危惧されたのは想像に難しくない。 -このカードの[[殿堂入り]]は将来的な&bold(){踏み倒しが容易な能力を持った高コストクリーチャーが出る可能性}を示唆しているともいえる。このカードの[[殿堂入り]]は残念だが、それらの[[クリーチャー]]への期待も込めて好意的にとらえておきたい。 --例えば、[[サイキック]]以外にコストの名目値が高い[[超次元ゾーン]]のカードを生み出そうとした場合、「サイキックではない」としか書かれていない制限が開発上の足かせとなってしまう。 -漫画「ビクトリー」では[[才場 源内]]が勝太戦で使用。[[《サイバー・G・ホーガン》]]をバトルゾーンに出したが、何を破壊したかは描かれていない。 -漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[友麒]]戦で使用。[[《神豚槍 ブリティッシュROCK》]]を[[破壊]]し、[[《世界の果て ターミネーター》]]を呼び出した。 -漫画「Duel Masters Rev.」にて、[[未来>虹矢 未来]]が黒澤世観戦で使用。[[《進軍する巨砲 クロムウェル》]]を[[破壊]]して[[シールド・ゴー]]を発動させ、6[[コスト]]の[[《誇り高き破壊者 ムスタング》]]につなげた。 -アニメ「ビクトリーV3」では[[勝太>切札 勝太]]や[[《裂竜の鉄槌 ヨルムンガルド》]]が使用している。 **関連カード [#bd90f81f] -[[《転生プログラム》]] -[[《蹴断の閃き マトリクス》]] **[[フレーバーテキスト]] [#m61e1f68] -[[DMD-13>DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]]&br;&italic(){ヒラメキ連打で勝ちまくれ!} -[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;&italic(){わぁい、コンボー ---[[ユウヤ]]} **収録セット [#gb0c46ac] -illus.[[Ishibashi Yosuke]] --[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」]] --[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」]] --[[DMD-13 「スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝」]] --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]([[ヒーローズ・カード]]) --[[プロモーション・カード]](P10/Y11)([[アルトアート]]) **参考 [#gcca2ebd] -[[スーサイド]] -[[山札の上]] -[[コスト]] -[[クリーチャー]] -[[見せる]] -[[コスト踏み倒し]] -[[山札]] -[[シャッフル]] -[[優勝者賞]] -[[ヒラメキドレーン]] -[[殿堂入り]]