#author("2018-08-11T17:21:01+09:00","","") *《パシフィック・チャンピオン》 [#u43b77ab] |パシフィック・チャンピオン R 水文明 (2)| |進化クリーチャー:マーフォーク 5000| |進化−自分のマーフォーク1体の上に置く。| |このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーから攻撃されない。| |このクリーチャーは、進化クリーチャーではないクリーチャーにブロックされない。| [[DM-13>DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]]で登場した[[進化]][[マーフォーク]]。 [[進化クリーチャー]]ではあるが、わずか2マナにして[[パワー]]5000の上、[[進化]]でない[[クリーチャー]]には[[攻撃]]も[[ブロック]]もされないという驚異の[[スペック]]の持ち主である。 [[進化元]]や自身の[[軽さ>軽い]]、[[パワー]]、[[能力]]のどれをとっても優秀。[[除去]]手段が限られているため対処されにくく、[[マーフォーク]]軸の[[パシフィック青単]]の優秀な[[アタッカー]]を務めていた。 1[[ターン]]目に[[《フィスト・ブレーダー》]]を[[召喚]]し、2ターン目にこれにつなぐ戦法は[[転生編環境]]以降の青単、[[準青単]]ではもはや黄金のパターン。 ---- **環境において [#u0a389fa] 登場当時の[[カードプール]]においては、2ターン目に出せば「相手がすぐ進化して対抗できるか」「S・トリガーの[[確定除去]]を踏むか」しなければほぼ勝ちに直結していたほどの強さを発揮した。 [[パワー]]5000のおかげで[[《地獄スクラッパー》]]以外の[[火力]]は大抵効かず、[[光]]が誇る優秀な[[ブロッカー]]も、[[進化]]でなければ全てすり抜けられ、[[殴り返し]]もできない。 この[[カード]]を使った[[デッキタイプ]]の[[【速攻】]][[デッキ]]は、対策をしなければほぼ負かされてしまう為、[[メタゲーム]]での活躍時期にはほとんどすべての[[デッキタイプ]]で対策がなされたのではないだろうか。当時の対処法としては、以下が代表的か。 -[[《チェイン・スラッシュ》]]や[[《デーモン・ハンド》]]などの[[確定除去]]を[[マナブースト]]から[[撃つ]](必然的に[[除去コントロール]]でしかできないが) -[[《解体人形ジェニー》]]で事前に[[手札]]から引き抜く(この場合も[[マナブースト]]から繋げた方が確実) -[[《ボルカニック・アロー》]]や[[《超獣大砲》]]を入れ[[デメリット]]は承知で[[除去]] -[[デッキ]]内の[[確定除去]]持ち[[S・トリガー]]の比率を上げる その性能の高さから、2008年4月15日より[[殿堂入り]]。そのためこのカードを中心とした[[デッキ]]はほぼ消滅し、このカードが猛威を振るうことはなくなった。また、[[進化元]]として使われてきた[[《フィスト・ブレーダー》]]の採用率も大きく減退した。 [[デュエル・マスターズ]]での、[[【速攻】]]と【速攻】対策に対して重要な影響を与えた[[カード]]でもある。この[[カード]]が存在した時期に[[トップメタ]]に登った[[除去ボルバル]]や[[茄子サファイア]]でさえ、対処に悩まされるほどの[[カード]]ではあったが、逆に考えるなら、それらに対しても負ける可能性を作ったとも言える。[[《海底鬼面城》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]も[[殿堂入り]]を囁かれたが、同じ様に[[トップメタ]]にあたる[[デッキ]]に対して頭を悩ませる様な[[カード]]であるも、ギリギリ[[殿堂入り]]を逃れるあたり、登場させる際には慎重になったと言えるのかもしれない。 現在では[[墓地進化]]や[[マナ進化]]などの出しやすい進化が登場し、さらに[[侵略]]という進化手段も登場した為か、2016年2月1日、遂に[[殿堂解除]]が決定。だが、上記のように進化手段が増えたためそこまで猛威を振るうことはないだろう。[[マーフォーク]]軸の[[青単]]が再び復権するのか、注目である。 -仮に猛威をふるうのであれば、[[再録]]のない[[《フィスト・ブレーダー》]]の高騰は不可避と思われる。[[《パシフィック・ドミネイター》]]や[[《タイム・スカウト》]]も[[再録]]経験がなく、いまから集めるのでは骨が折れることだろう。 -なお、解禁後の環境においては[[赤単レッドゾーン]]が幅を利かせており、[[進化クリーチャー]]扱いになる[[NEOクリーチャー]]も登場した為、環境入りする事はできず、かつての活躍はもはや完全に過去のものとなってしまった。 ---- **その他 [#w92e5ad2] -[[マーフォーク]]はマイナーな[[種族]]ゆえにこのような[[スペック]]を与えられたのだろうが、結果的に調整を誤ってしまったと言える。一時期とはいえ[[殿堂入り]]したのは無理もないことだろう。 -[[《ペトリアル・フレーム》]]をクロスすると、進化クリーチャー以外に[[攻撃されない]]・進化クリーチャー以外に[[ブロックされない]]・選ばれないクリーチャーとなる。[[【速攻】]]でそこまでするのは逆に非効率的だが。 -イラストにはそれぞれ[[《フィスト・ブレーダー》]]、[[《パールチェーン・バトラー》]]、[[《サイレント・マジシャン》]]、[[《タイム・スカウト》]]が描かれている。 **[[フレーバーテキスト]] [#w033e47a] -[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''【速攻】の王と呼ばれたチャンピオンが、[[再び、全力を出す>殿堂解除]]。''' **収録セット [#e7886655] -illus.[[Syuichi Obata]] --[[DM-13 「聖拳編 第4弾 龍炎鳳神誕(エターナル・フェニックス)」]] --[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]] **参考 [#g859d416] -[[マーフォーク]] -[[進化クリーチャー]] -[[攻撃されない]] -[[ブロックされない]] -[[殿堂入り]] -[[青単]] -[[青単【速攻】]] -[[パシフィック青単]] -[[殿堂解除]]