#author("2018-08-08T06:00:58+09:00","","")
#author("2018-08-08T07:49:03+09:00","","")
*《バジュラ・ザ・スター》 [#jd47c851]

|バジュラ・ザ・スター P 火文明 (5)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000|
|進化:自分のドラゴン1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを1枚選んでもよい。相手はそのカードを自身の墓地に置く。|

[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]で登場した[[火]]の[[進化]][[アーマード・ドラゴン]]。

[[火力]]を失った代わりに[[コスト]]が2下がった[[《超竜バジュラ・セカンド》]]。
もしくは[[ランデス]]する[[カード]]が減った代わりに5[[マナ]]になった[[《超竜バジュラ》]]。

5[[マナ]]で[[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]を出せるというだけでもなかなか強力。下手な[[殴り返し]]を許さずに強引に[[シールド]]を割っていける。[[アタックトリガー]]の[[ランデス]]も単なるオマケではなく、[[シールド]]の[[ブレイク]]で増えた[[手札]]の使用を妨げたり、[[ニンジャ・ストライク]]の起動を防いだりできる。

スムーズに[[進化]]させたければ[[《霊峰竜騎フジサンダー》]]のような4[[マナ]]の[[ドラゴン]]を使ったり、一仕事終えたあとの[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などが狙い目。

[[コスト]]が軽くなったのは大きく、[[コスト]]4以下の[[ドラゴン]]や[[革命チェンジ]]を駆使すれば[[《ボルザード・ドラゴン》]]・[[《レオンザード・ドラゴン》]]よりも早い段階で[[ランデス]]が始められるようになった。
元祖[[《超竜バジュラ》]]は最速[[召喚]]に[[《コッコ・ルピア》]]と[[《フェアリー・ギフト》]]の助けが欠かせず、[[《フェアリー・ギフト》]]が[[殿堂入り]]になった事もあって机上の空論レベルにまでやりにくくなってしまったが、此方は[[コスト]]が軽くなっている事で格段に容易になっている。

最速で出せるパターンの一例は以下の通り。
-1ターン目:[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。&br()2ターン目に[[《メンデルスゾーン》]]を使い、ここで2枚共[[ドラゴン]]を引く。([[ドラゴン]]28枚で50%程の確率で成功する)&br()3ターン目:再び[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。その状態で[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]を[[召喚]]。[[マナ]]の[[ドラゴン]]が全て[[アンタップ]]されるので、それを[[進化元]]にする。
-1ターン目:コスト1の[[自然]]または[[光]]の[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。&br()2ターン目:[[《一撃奪取 トップギア》]]・[[《虹彩奪取 トップラサス》]]・[[《コッコ・ギルピア》]]等、[[コスト]]2の[[火]]の[[クリーチャー]]あるいは[[ドラゴン]]の[[コスト軽減]]が可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。1ターン目に出した[[クリーチャー]]を[[《二族 ンババ》]]へ[[革命チェンジ]]。&br()3ターン目:出した[[《二族 ンババ》]]を[[進化元]]にする。
-1ターン目:[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。
2ターン目に[[《メンデルスゾーン》]]を使い、ここで2枚共[[ドラゴン]]を引く。([[ドラゴン]]28枚で50%程の確率で成功する)
3ターン目:再び[[マナ]]に[[ドラゴン]]を置く。その状態で[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]を[[召喚]]。[[マナ]]の[[ドラゴン]]が全て[[アンタップ]]されるので、それを[[進化元]]にする。
-1ターン目:コスト1の[[自然]]または[[光]]の[[攻撃]]可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。
2ターン目:[[《一撃奪取 トップギア》]]・[[《虹彩奪取 トップラサス》]]・[[《コッコ・ギルピア》]]等、[[コスト]]2の[[火]]の[[クリーチャー]]あるいは[[ドラゴン]]の[[コスト軽減]]が可能な[[クリーチャー]]を[[召喚]]。1ターン目に出した[[クリーチャー]]を[[《二族 ンババ》]]へ[[革命チェンジ]]。
3ターン目:出した[[《二族 ンババ》]]を[[進化元]]にする。
前者は《メンデルスゾーン》での[[ブースト]]に失敗した時点で不可能、後者は[[コスト踏み倒し]][[メタ]]や[[侵略ZERO]]の格好の獲物であり、やはり最速での[[召喚]]だけを目的にするのは得策ではないだろう。

ただ、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]を一方的に踏み潰し、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]と相討ちを取れるサイズの[[クリーチャー]]が3ターン目から[[マナ]]を削りながら殴り始められる。同じ[[ターン]]には[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が出ているであろう昨今の[[インフレ]]と高速化が著しい[[環境]]とはいえども対処手段は多くはなく、成功すれば間違いなく[[相手]]の度肝を抜けるだろう。
最速でなくとも[[《コッコ・ルピア》]]と[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]で4ターン目辺りに出せれば十分に強力。[[コスト]]5の[[ドラゴン]]でもあるので、[[革命チェンジ]]して[[殴り返し]]や返しの[[除去]]から逃げるなんて小技もある([[侵略ZERO]]の対象になる上[[ハンデス]]耐性はないのはご愛敬)。

欠点はあくまで&bold(){[[ドラゴン]]からの[[進化]]}である点。[[革命編]]・[[革命ファイナル]]の主流である[[文明]][[進化]]ではなく、当然[[NEO進化]]でもない為、[[軽い]][[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]を[[進化元]]にする事はできない(逆に言えば[[《無垢の宝剣》]]等を[[進化元]]に利用できる)。
新章デュエル・マスターズでは[[ドラゴン]]がほとんど収録されない為、あまり新規の[[進化元]]にも期待できない。

ただでさえ高速化が著しい[[環境]]、のんびりかまえていては出す準備が整った頃には既に[[シールド]]を割り切られているか、出す前に負けているだろう。単なる[[ランデス]]目的であれば[[《スクランブル・チェンジ》]]+[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]という超新星がいるのも向かい風。
運用にはマナロックにはない高い[[パワー]]と打点を活かすことになるだろう。後に最大の競合先である[[《スクランブル・チェンジ》]]+[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]自体が[[殿堂入り]]した為、相対的に見直されるか。

-[[コスト]]が下がり[[パワー]]と打点が上がった代償に[[進化元]]が必要となった[[《ボルザード・ドラゴン》]]あるいは[[《レオンザード・ドラゴン》]]とも取れる(ただし、其方と違い[[ランデス]]は[[任意]]になっている)。

-イラストをよく見ると[[《英霊王スターマン》]]がやられている。元となった[[《超竜バジュラ》]]は実際の[[ゲーム]]では[[パワー]]が高く[[殿堂入り]]するほどの性能であるにもかかわらず、[[背景ストーリー]]上で[[《英霊王スターマン》]]に一撃で葬られており、その様子は[[《英霊王スターマン》]]のイラストにまで描かれる有様だった。&br()今回のこのカードは、[[フレーバーテキスト]]も含め[[《英霊王スターマン》]]に対するリベンジといった意味もあるのだろう。「バジュラ・ザ・"スター"」とはスターマンに対する意趣返しとも取れる。
-イラストをよく見ると[[《英霊王スターマン》]]がやられている。元となった[[《超竜バジュラ》]]は実際の[[ゲーム]]では[[パワー]]が高く[[殿堂入り]]するほどの性能であるにもかかわらず、[[背景ストーリー]]上で[[《英霊王スターマン》]]に一撃で葬られており、その様子は[[《英霊王スターマン》]]のイラストにまで描かれる有様だった。
今回のこのカードは、[[フレーバーテキスト]]も含め[[《英霊王スターマン》]]に対するリベンジといった意味もあるのだろう。「バジュラ・ザ・"スター"」とはスターマンに対する意趣返しとも取れる。

-[[《超竜バジュラ》]]の名前は含んでいないので、[[《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》]]で《超竜バジュラ》を指定しても[[手札]]には加えられない。

-[[フレーバーテキスト]]ではあたかも[[《超竜バジュラ》]]が[[進化]][[竜>ドラゴン]]の元祖かのように語られているが、実際の[[進化]][[竜>ドラゴン]]元祖は[[コロコロコミック]]2002年11月号の付録である[[《超竜ザシャック》]]。[[エキスパンション]]に収録されたものでも、2002年11月17日発売の[[DM-03>DM-03 第3弾「超戦士襲撃(マスター・オブ・デストラクション)」]]に収録されていた[[《超竜ジャバハ》]]である(バジュラの初収録は[[DM-08>DM-08 「闘魂編 第3弾 超神龍の復活(インビンシブル・レジェンド)」]])。最も、「過言ではない」としている上に、上記の二枚はあまり実用性があるとは言えないスペックだったため、「(使用に耐えうるスペックの)[[進化]][[竜>ドラゴン]]の歴史は彼からはじまった」ということなのだろう。

**関連カード [#v2fef2a2]
-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《超竜バジュラ・セカンド》]]
-[[《ボルザード・ドラゴン》]]
-[[《レオンザード・ドラゴン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o05713de]
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]&br()&italic(){[[進化]][[竜>ドラゴン]]の歴史は彼からはじまったと言っても過言ではない。受賞も当然だ。}
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[シークレットカード]])&br()&italic(){[[英霊王>《英霊王スターマン》]]なんぞに負けはせぬ。 ---バジュラ・ザ・スター}
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]
'''[[進化]][[竜>ドラゴン]]の歴史は彼からはじまったと言っても過言ではない。受賞も当然だ。'''
-[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]([[シークレットカード]])
'''[[英霊王>《英霊王スターマン》]]なんぞに負けはせぬ。 ---バジュラ・ザ・スター'''

**収録セット [#d2e77f2b]
-illus.[[IWAO]]
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]

**参考 [#ub4a2393]
-[[進化クリーチャー]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ランデス]]