#author("2018-08-18T02:59:24+09:00","","")
#author("2018-08-18T03:00:34+09:00","","")
*《ハムカツ団の爆砕Go!》 [#a246efd4]

|ハムカツ団の爆砕Go! R 火/自然文明 (6)|
|呪文|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|S・トリガー|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|►相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて破壊する。|
|►バトルゾーンにあるカードを1枚選び、持ち主のマナゾーンに置く。|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

この[[サイクル]]いずれに言える事だが、稀に見るスペックの高さを誇る呪文である。[[《ミラクル・バーストショット》]]と[[《ナチュラル・トラップ》]]を足して2で割らなかったという評が適切だろうか。

カードの種類を問わない確定除去と、小型クリーチャーの一斉除去。S・トリガーとしてはいずれも強力な能力だが、場合によっては腐りやすいのが従来の難点だった。しかし、このカードは状況に応じて効果を[[モード]]で選択でき、おまけにコストも6と非常に軽く[[手打ち]]する事も十分に考えられる。

一斉[[火力]]の方は範囲が相手のみの為、自分の[[《単騎連射 マグナム》]]などのシステムクリーチャーを巻き込まない。カード指定除去の方は自分のカードも対象のため、[[封印]]を解除しつつマナブーストという芸当もできる。

登場以降の環境では[[【モルト「王」】]]を初めとした[[準赤単]]系統に採用されている。その種のデッキでは[[火]]と[[自然]]の[[マナ基盤]]になる上に、マナが伸びるタイプのデッキなので少々コストが重い点もあまり気にならない。
[[《異端流し オニカマス》]]の登場以降、軽量[[アンタッチャブル]]に弱いという点から防御札として失墜したかと思われた[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]も、このカードと[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]のおかげで安定して《オニカマス》を返すことができ、準赤単デッキに限っては現役の座を守り抜いている。
【速攻】相手に準赤単がこのカードをプレイする暇はあるのか?という疑問を持つプレイヤーもいるが、[[赤青レッドゾーン>【赤単レッドゾーン】]]で《オニカマス》からゲームが動き始めるパターンだとダイレクトアタックまでに5ターン程度かかるのが通常なので、順当にマナを伸ばせば4ターンで《オニカマス》を焼き、残ったクリーチャーを《ボルドギ》で処理するプランも十分成立する。

-バトルゾーンのみに対象が絞られたとは言え、[[《トンギヌスの槍》]]にS・トリガーがついたという時点で十分以上に強い。[[ビッグマナ]]系統のデッキならば、これからはこちらの方を優先して入れるべきかもしれない。
--実際のところ、[[【5色フェアリー・ミラクル】]]では色基盤も兼ねてたまに採用されている。あちらは[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[禁断爆発]]が間に合う[[デッキ]]速度であり、出した相手のコマンドを除去して攻撃を減速させることができるからこそ、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]によって[[墓地送り]]不可の[[封印]]に対する[[メタ]]が機能するということでもある。

-近年の[[インフレ]]に従って、この手のパワーを指定する全体[[火力]][[S・トリガー]]の出番はほぼ無くなりつつあったがそれを覆しうるカードパワーを持つ。多色と単色の違いはあるが、[[《ミラクル・バーストショット》]]の出番はほぼ無くなったと言っていいかもしれない。

-6マナ2色で3000以下全体除去と言えば[[《炎槍と水剣の裁》]]が思い浮かぶであろう。あちらは焼いた分だけ[[ドロー]]できるが飽くまで焼けたらの話であり、[[相手]][[クリーチャー]]の[[パワー]]によっては[[唱える]]意味のない[[カード]]になる。それに対してこちらは3000以下というパワーラインに収まらなければ[[カード指定除去]]を選ぶことで腐らずに済む。
--時代の流れもあろうが、かつて[[プレミアム殿堂]]に指定された後に無制限化されたカードよりもはるかに高い採用率を誇るというのは何とも言えない現象である。

-実は[[DMRP-01>>DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」]]に登場する[[コスト踏み倒し]][[メタ]]クリーチャー3種全てをこの呪文で除去できる([[《デスマッチ・ビートル》]]、[[《洗脳センノー》]]は[[マナゾーン]]送り、[[アンタッチャブル]]を持つ[[《異端流し オニカマス》]]は[[全体除去]]で[[破壊]])

-アニメ「VSRF」39話では勝太が、漫画版で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を獲得する話とほとんど同じ流れで、[[切札 勝Z]]との[[デュエマ]]の中で入手する。その後42話の対バサラ戦で勝太が使用。[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]によって[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]へと付けられた[[封印]]を[[マナゾーン]]に送り、救出した。同シーンでは[[墓地送り]]以外であれば《ドルマゲドンX》の[[ロック]]は機能しない、という解説が添えられた。
--劇中では封印外しで使われたが、カード確定除去でドルマゲドンを除去し[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]の能力で2回目の除去、そして[[《宇宙一のカレーパン》]]の効果による+1000000の強制戦闘の3回目の除去で丁度ドルマゲドンを完全に倒すこともでき、攻防とも禁断対策として設計されたカードという事がわかる。

**[[サイクル]] [#s14ce744]
[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した「Go!」[[サイクル]]
[[カード名]]に革命ファイナルで結成された[[革命軍]]と[[イラスト]]にその属する団員が描かれている。全て[[S・トリガー]][[呪文]]で2つの異なる[[効果]]を[[モード]]で選べる。 
-[[《ドレミ団の光魂Go!》]]
-[[《ダママ団の聖護Go!》]]
-[[《テック団の波壊Go!》]]
-[[《アクミ団の悪獄Go!》]]
-''《ハムカツ団の爆砕Go!》''
-''《ハムカツ団の爆砕Go!》》''

**関連カード [#xdd7640c]
-[[《ミラクル・バーストショット》]]
-[[《ナチュラル・トラップ》]]
-[[《トンギヌスの槍》]]

**収録セット [#ff599c53]
-illus.[[Tanru]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]
--[[プロモーション・カード]]([[アルトアート]]・P64/Y15)

**参考 [#a32332d4]
-[[呪文]]
-[[S・トリガー]]