#author("2019-07-21T18:51:24+09:00","","") *《ドンドン&ruby(シャワー){水撒く};ナウ》 [#c741ccf2] |ドンドン水撒くナウ SR 水/自然文明 (5)| |呪文| |S・トリガー| |自分の山札の上から2枚を、タップして自分のマナゾーンに置く。| |クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。その後、そのクリーチャー以下のコストを持つ相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。| [[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]で登場した[[水]]/[[自然]]の[[呪文]]。 [[《ドンドン吸い込むナウ》]]と[[《フェアリー・シャワー》]]を掛け合わせたようなカードで、自分の[[山札の上]]から2枚を[[タップイン]]で[[マナブースト]]し、その後[[クリーチャー]]を1体[[マナ回収]]する。そしてマナ回収したクリーチャーの以下の[[コスト]]のクリーチャーを1体[[バウンス]]する効果を持つ。 これ1枚で[[マナ加速]]、[[手札補充]](厳密には[[マナ回収]])、[[バウンス]]の3つのアクションを起こすことができ、しかも[[S・トリガー]]までついている。[[S・トリガー]]で相手ターン中に唱えること前提であれば、[[《フェアリー・シャワー》]]の上位互換に迫るスペック。そうでなくとも、[[除去]]を兼ねる[[デッキ]]の潤滑油が強力であることは[[《デモンズ・ライト》]]が証明しており、[[汎用性]]・対応力重視の環境では重宝する。[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]の[[能力]]で唱えることができる[[コスト]]範囲なのもうれしいところ。 [[ニンジャ・ストライク]]との相性も抜群。[[ニンジャ・ストライク]]の発動に必要な[[マナ]]を増やしながら、[[マナゾーン]]から[[《怒流牙 佐助の超人》]]や[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]を回収することもできる。[[バウンス]]も行えることを考えると、その防御力は高いと言える。[[《フェアリー・ライフ》]]、[[《フェアリー・シャワー》]]も投入して、[[S・トリガー]]付きの[[マナ加速]]カードを12枚体勢にすれば、[[《怒流牙 サイゾウミスト》]]の[[ニンジャ・ストライク]]7も、格段に達成しやすくなるだろう。[[【チェンジザドンジャングル】]]はもちろんのこと、様々なデッキで活躍が期待できる。 [[《フェアリー・ライフ》]]から繋がらないことと、クリーチャー以外のカードを回収できないことが難点だが、それでもこれほどの[[スペック]]であれば、引く手数多だろう。 [[バウンス]]に関しては、例えば[[【カイザー「刃鬼」】]]に入れれば[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]や[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などの11コストまで現実的に参照できる。 -5コストの[[S・トリガー]]としては、かなり詰め込まれた[[能力]]のようだが、実際のところオーバー[[スペック]]というわけではない。タップインによるマナブーストが1枚あたり1コスト、クリーチャーマナ回収が1枚1コスト、条件付きバウンスが1.5コストという査定とすると、5コスト2色=6コスト査定となるこのカードの場合、S・トリガーで2.5コスト加算されてやっと適正値になる。流石に現役バリバリである[[《フェアリー・シャワー》]]の上位互換的なカードを出したらまずいという判断だろうが、例えば[[《ピクシー・コクーン》]]や[[《スパイラル・ゲート》]]をデザインの基準にしたのであれば、実はそれほど[[コスト論]]を逸脱したスペックではない。 -[[効果]]はバウンス以外全て強制。 -デッキの潤滑油としてみる場合、コスト5である為やや手打ちするには重く、[[《フェアリー・ライフ》]]などの2マナのマナブーストから繋ぐことが出来ないのは懸念点。3→5→7と繋ぐか、バウンスを持つので除去S・トリガーの1枚として見ると採用しやすいだろうか。但し増えるマナはタップインのため使ったターンには利用できず、[[バウンス]]を目的に使う場合、回収したカードのコストに依存してしまうため、好きなカードを選べない場合があるなど、かゆい所に手が届かないバランスとなっている。特に[[バウンス]]が有効な大型獣が範囲外になりやすいのは防御札としては辛い所。 -[[S・トリガー]]としてみる場合、色基盤として優れる[[《ボーイズ・トゥ・メン》]]やクリーチャー以外もマナ回収でき[[スーパー・S・トリガー]]を持つ[[《コクーン・シャナバガン》]]。手打ちしやすい[[《フェアリー・シャワー》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]など役割が被りやすいカードが複数存在するため、何を目的とするかデッキとよく相談しよう。逆に前述のようなよく使われるカードをバランスよく合わせた欲張りセットとも言える効果なので、いっそ合わせて投入してしまうのも良いだろう。 -[[《フェアリー・シャワー》]]とは違い、地味に「[[見る]]」を禁止する[[《巡霊者メスタポ》]][[《Q.Q.QX.》>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]で妨害されなくなった。マナゾーンに置かれた結果として中身を知ることができるわけであって、「見る」や「[[表向き]]にする」行為をしているわけではないためである。 **関連カード [#e377a0c1] -[[《ドンドン吸い込むナウ》]] -[[《フェアリー・シャワー》]] **収録セット [#tf27bc6c] -illus.[[otumami]] --[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](15/98) **参考 [#i7917225] -[[S・トリガー]] -[[マナブースト]] -[[タップイン]] -[[クリーチャー]] -[[マナ回収]] -[[コスト]] -[[バウンス]] ---- 公式Q&A >Q.''《ドンドン水撒くナウ》''を使った時に、マナゾーンにクリーチャーがなかった場合どうなりますか? A.手札にカードを戻せません。手札にクリーチャーを戻していないので、コストを参照することができず、相手のクリーチャーを戻すこともできません。 [[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/32027/]]