#author("2018-07-29T07:31:10+09:00","","")
*《テック団の波壊Go!》 [#v8e03e0d]

|テック団の波壊Go! R 水/闇文明 (7)|
|呪文|
|マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。|
|S・トリガー|
|次のうちいずれか1つを選ぶ。|
|►バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。|
|►相手のコスト6以上のクリーチャーを1体、破壊する。|

[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。

[[モード]]で[[相手]]の[[コスト]]5以下の[[カード]]を全て[[バウンス]]する[[カード指定除去]]か、[[相手]]の[[コスト]]6以上の[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]する[[確定除去]]を選ぶことができる。

前者の[[カード指定除去]]の[[コスト]]5以下とは実はかなり広く、[[クロスギア]]や[[ドラグハート・フォートレス]]、[[革命ファイナル]]で登場した[[D2フィールド]]のほとんどが射程圏内である。特に強力な除去耐性を与える[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]を[[除去]]できるのは大きいだろう。
当然[[クリーチャー]]も[[バウンス]]できるので、[[ウィニー]]を並べる類のデッキにも有効。

後者の[[クリーチャー]][[破壊]]は[[コスト]]6以上が対象となる。
[[除去]]したい[[クリーチャー]]がいるならば、それが[[コスト]]5以下なら前者、それ以外なら後者の効果を選べば良く、実質的な確定除去とも言える。

[[ビートダウン]]と[[コントロール]]の両方に対応できる[[モード]]を持ち、相手によって[[腐る]]という事がほぼない強力な[[除去]]札である。

総じて欠点らしい欠点が見つからない強力なカード。強いて言うなら、7コストという手打ちがキツい重さ。手札に来てしまえば完全に腐ってしまう。しかし、この弱点も[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の登場により完全に克服された。取り合えず手札にキープしておけば相手へのカウンターとして手軽に全体除去が放てる。

-このカードは[[ロージアミラダンテ>ロージアミラダンテⅫ]]が[[白青黒]]構築になった要因とも言える。1体目の[[《音感の精霊龍 エメラルーダ》]]で仕込んだこのカードを2体目の《エメラルーダ》で[[暴発]]するという光景は[[新章デュエル・マスターズ環境]]ではそれなりによく見る光景。

-[[封印]]や[[禁断コア]]はコスト0となるので、[[《禁断〜封印されしX〜》]]を強制的に[[禁断解放]]させたり、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を丸裸にできたりする。[[オールデリート]]において《波壊Go!》で無防備にさせてから、[[《オリオティス・ジャッジ》]]で除去する動きを取ることで、[[ミラーマッチ]]に対処することが可能となった。
--それを行いたいがために[[ドロマー超次元]]でも[[《異端流し オニカマス》]]を抜いてその枠に《波壊Go!》を仕込むための[[《アクア・スーパーエメラル》]]を入れる構築が稀にある。

- [[進化クリーチャーの一番上]]と[[進化元]]が同時に[[バウンス]]されて、一番上であった[[カード]]の下にある別の[[進化クリーチャー]]が残ったものの、その[[クリーチャー]]に適正な[[進化元]]が無い場合、そのクリーチャーは進化元の再構築に失敗して[[墓地]]に置かれる(2017/07/03事務局正式回答)。
--ただし、今後1枚ずつ順番に戻す処理になった場合、進化元の再構築が行われた上で元の進化元が離れる手順が踏めるようになる。
--2017/10/06付の[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]変更において進化元のカードは特性が完全に無視されることが定義されたため、2017/10/12現在進化元のコストが定義されない=コスト0と扱う事務局暫定回答が出され、進化元は全て手札に戻ることで再構築の発生は事実上ありえなくなった。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]の存在は苦手とも得意とも言える微妙な所。相手のバトルゾーンに[[《禁断〜封印されしX〜》]]がある時にこの呪文を使えば、先述の通り無理やり禁断開放させる事もできるが、それが逆に言えば全体除去を放つ3打点の大型クリーチャーを呼び出す事にも繋がってしまう。状況によっては逆に追い詰められてしまうという事も大いに考えられる。
--実際環境上では、この呪文の[[メタ]]を張るため火のコマンドが一切入らないにもかかわらず、[[《禁断〜封印されしX〜》]]をわざわざ積むというデッキも増えた。特に4積みのカードが多く、パーツが封印落ちする事が気にならない[[ジョーカーズ]]デッキでは特にこの傾向が目立つ。

-[[《異端流し オニカマス》]]が攻撃した時、封印が付いた[[《禁断機関 VV-8》]]が《オニカマス》側にあるならこのカードを[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]で踏み倒さない方が良い。確かにアンタッチャブルを持つ[[《異端流し オニカマス》]]は処理できるが、封印が吹っ飛ぶと[[禁断機動]]によってエクストラターンが生じてしまうため自殺行為に等しい。
--この場合は[[《超次元ガロウズ・ホール》]]から[[《シルバー・ヴォルグ》]]などのブロッカーを出して処理するのが正解である。言い換えると、受け側が超次元ゾーンに[[《シルバー・ヴォルグ》]]を用意していない場合、《オニカマス》と《VV-8》のコンビがこのカードに対する避雷針になり得るということである。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]や[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]自身、および存在下での[[封印]]も対象にはなるが、自身の[[離れない]]、外せない能力によって無効化される。

-実は[[DMRP-01>>DMRP-01 「デュエル・マスターズ 新1弾 ジョーカーズ参上!!」]]に登場する[[コスト踏み倒し]][[メタ]]クリーチャー3種全てをこの呪文で除去できる([[《デスマッチ・ビートル》]]、[[《洗脳センノー》]]、[[《異端流し オニカマス》]]はいずれもコストが5以下であるため[[全体除去]]で[[バウンス]]できる。)

-オーバースペックなカードの多いこの[[サイクル]]の中にあって、最も大胆かつ強力な効果を持っている。カードのスペックや[[背景ストーリー]]に於いて何かと不遇な扱いの[[テック団]]にあってある意味異色。

**[[サイクル]] [#h2c29ef5]
[[DMR-23>DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]で登場した「Go!」[[サイクル]]
[[カード名]]に革命ファイナルで結成された[[革命軍]]と[[イラスト]]にその属する団員が描かれている。全て[[S・トリガー]][[呪文]]で2つの異なる[[効果]]を[[モード]]で選べる。 
-[[《ドレミ団の光魂Go!》]]
-[[《ダママ団の聖護Go!》]]
-&bold(){《テック団の波壊Go!》}
-[[《アクミ団の悪獄Go!》]]
-[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]

**関連カード [#ad06a612]
-[[《秘革の求答士 クエスチョン》]]

**収録セット [#mf96f784]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMR-23 「革命ファイナル 最終章 ドギラゴールデンvsドルマゲドンX」]]

**参考 [#c1f808f3]
-[[呪文]]  
-[[S・トリガー]] 
-[[モード]]
-[[コスト]]
-[[カード指定除去]]
-[[バウンス]]
-[[確定除去]]