#author("2019-07-12T15:04:19+09:00","","")
#author("2019-08-12T09:40:53+09:00","","")
*《スチーム・ハエタタキ》 [#uf5c5c7e]

|スチーム・ハエタタキ C 火文明 (1)|
|呪文|
|相手のパワー4000以下のクリーチャーを1体破壊する。|

[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]で登場した[[火]]の[[呪文]]。

わずか''1[[マナ]]''で[[《デコピン・クラッシュ》]]が撃てる、[[新章デュエル・マスターズ]]期の[[インフレ]]を象徴する一枚。
[[《デコピン・クラッシュ》]]のみならず[[《クリムゾン・ハンマー》]]、[[《ピコット・ミサイル》]]等の軽量[[火力]]の存在価値を一斉に無くしてしまった。
序盤の[[システムクリーチャー]]程度なら[[アンタッチャブル]]を除いてたいてい[[除去]]できる。
序盤の[[システムクリーチャー]]程度なら[[アンタッチャブル]]を除いてたいてい[[除去]]できる。非[[進化]][[クリーチャー]]であればコスト4以下は粗方このカード1枚で葬ることができる。

そのコストの軽さゆえに、[[コスト増加]]にもある程度強く、[[《タイム3 シド》]]を立てられても3コストで除去できる。

おそらく[[《死亡遊戯》]]辺りを参考に調整したのだろうが、もはやここまでやらなければ[[火力]]が使い物にならないと判断されたのだろう。
明らかに[[コスト論]]を逸脱したオーバー[[スペック]]だが、これでもなお[[環境]]を揺るがすには至らなかったのは、通常[[火力]]の優位性の低下を物語っていると言えるだろう。

-この[[カード]]の登場以降も[[火]]の軽量[[火力]]呪文としては[[《勇愛の天秤》]]が相変わらず優先されていた。あちらは火力の範囲がこちらより狭いものの、状況に応じて[[手札交換]]、[[ドロー]]、旧式[[マッドネス]]の起動などの役に立つ。

-[[双極篇]]になって[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]が登場すると、[[手札]]の減らない汎用[[除去]]としてあちらが好まれるようになった。
--しかし[[【ビートジョッキー】]]ではわずかなコストで[[《制御の翼 オリオティス》]]や[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]を焼ける手段として採用されており、この[[カード]]のおかげで[[デッキ]]に死角が無くなっている。

-軽い[[コスト]]で[[ディスアドバンテージ]]無しに[[手札]]を減らせるため、[[G・G・G]]との相性もよい。

-[[《爆炎シューター マッカラン》]]が自分の[[マナゾーン]]に[[火]]の[[カード]]を3枚以上必要とする上に[[コスト]]3であることを考えるとその凄さが分かるだろう。あちらには4000未満を対象にした場合は[[クリーチャー]]が残る、[[呪文メタ]]に引っかからない、[[革命0トリガー]]で捲って[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の[[進化元]]にすれば《ボルシャック・ドギラゴン》の分と合わせて[[強制バトル]]を2回[[トリガー]]することができるなど、いくつかの利点があるため一概にどちらが優れているかは甲乙付け難い。

-[[《封魔ベールゼブブ》]]はこの[[呪文]]で唯一叩くことのできる、ハエもしくは蠅の王ベルゼブブを名前やデザインのモチーフとしたクリーチャー。見かけることはほぼ無いだろうが、カジュアル対戦でハエ叩きデュエマをしてみるのも面白いかもしれない。
-[[《ボルガッシュ・ドラゴン》]]もハエタタキで潰せてしまう。いくら過去の[[カード]]とはいえ、ハエタタキで[[T・ブレイカー]]持ちの[[ドラゴン]]が潰せてしまうとはとんでもない時代になった物である。[[《残虐覇王デスカール》]]も除去でき、これにより《デスカール》はさらに[[プレイヤー]]から嘲笑されることになる。
--同じく潰せるドラゴンには[[《メガ・ブレード・ドラゴン》]]や[[《龍素記号Uc プレパラード》]]などがいる。他にも、[[ジャイ>《躍喰の超人》]][[アント>《大地の超人》]]や[[ゴッド>《名も無き神人類》]]、[[玉>《双子の玉 マーキン》]]、[[玉葱>《第2種 タマネギルM》]]、[[蓑虫>《最強虫 ナゾまる》]]、[[ハチ>《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]、果てには[[じーさん>《勇者(仮)じーさん》]]や[[切札一家>《遊びだよ!切札一家なう!》]]も潰せてしまう。このハエタタキの大きさが如何ほどのものか非常に興味深い。
-この呪文で倒せるクリーチャーのマナコストの最高値は[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]と[[《深海の伝道師 アトランティス》]]の10である。もっとも、前者は[[破壊置換効果]]で[[シールド]]になり、後者は[[cip]]を使い終えればほとんど用済みなので叩き潰されたところで大したダメージにはならない。

-1[[コスト]][[呪文]]のため、[[《天雷王機ジョバンニX世》]]があれば[[回収]]して延々と4000[[火力]]を放つ事が可能だった。そちらが[[プレミアム殿堂]]となったからこそ生まれる事を許された1枚と言えるかもしれない。

**関連カード [#v5114f76]
-[[《クリムゾン・ハンマー》]]
-[[《ピコット・ミサイル》]]
-[[《デコピン・クラッシュ》]]
-[[《デコデコピン》]]

-[[《暴走 ザバイク/ブンブン・バースト》]]

-[[《封魔ベールゼブブ》]]
-[[《死皇帝ベルセバ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h27b3b47]
-[[DMRP-02>DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]&br;'''どんな敵でも蒸気の力でバチーンと一撃!もちろん、この網の大きさに入る敵ならね!'''
-[[SpDeck6>デュエマGR爆速スタート52枚デッキセット]]&br;'''余った1[[マナ]]で相手の[[クリーチャー]]を[[倒せる>除去]]ニクいヤツ! 相手の数を減らしていくのも勝利の方程式だぞ。'''

**収録セット [#u70d6a09]
-illus.[[500siki]]
--[[DMRP-02 「デュエル・マスターズ 新2弾 マジでB・A・Dなラビリンス!!」]]
--[[デュエマGR爆速スタート52枚デッキセット]]

**参考 [#bf75ffb6]
-[[火力]]
-[[除去]]
-[[焼く]]