#author("2018-10-08T22:13:43+09:00","","")
*《ジョット・ガン・ジョラゴン》 [#c741ccf2]

|ジョット・ガン・ジョラゴン MDG 無色[ジョーカーズ] (7)|
|クリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ 11000|
|このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻し、その数だけ、召喚コストを1少なくしてもよい。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。|
|ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。|

[[DMRP-05>DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]で登場した[[マスター・ドラゴン]]/[[ジョーカーズ]]。

ジョーカーズを手札に戻しただけ自身の[[召喚コスト]]を減らし、攻撃時に1ドローし手札を一枚捨てる効果、そして新能力[[ジョラゴン・ビッグ1]]を持つ。

一つ目の能力は[[バトルゾーン]]の自分の[[ジョーカーズ]]を手札に戻した数だけコスト軽減することができるというもの。ジョーカーズ6体以上並べる必要があった前身の[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]と比べると元々のコストが7と軽く《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》より早いタイミングで召喚することが出来る。[[《ヤッタレマン》]]のコスト軽減は手札に戻しても発揮できるので、序盤で並べたヤッタレマン3体を戻すと最速3ターン目に1マナでこの大型クリーチャーが飛んでくる。
場に出したジョーカーズを減らすのは一見するとデメリットではあるが、[[cip]]能力を持つジョーカーズを回収し後述の能力を使うために再利用する事ができる。また[[ツインパクト]]を持つジョーカーズを回収し呪文側を使う事が出来るなど利点も多い。最も、手札に戻したくなければ戻さなければいいだけの話である。

次いで二つ目は[[アタックトリガー]]で1枚ドローし、1枚手札から捨てるというもの。単純に見ると1:1の手札交換だがその真髄はジョラゴン・ビッグ1を発動させるためである。

そしてこのクリーチャーの目玉である[[ジョラゴン・ビッグ1]]は、「手札を捨てた時に捨てたジョーカーズの[[cip]]能力を1つ使う」という他ジョーカーズの効果を自身で使うというもの。ジョーカーズは[[cip]]能力を持つ者が多く、運が悪かったり手札が枯渇しない限り何かしら能力を使うことができ色々組み合わせることができる。何気に[[ハンデス]]にも強く、相手は迂闊に[[《ロスト・ソウル》]]などを打てなくなるだろう。


効果の組み合わせの一例は次のとおり。

-序盤で出した[[《パーリ騎士》]]を再回収、再利用しマナ加速
-[[《ヘルコプ太》]]などのドローできる効果で減った手札を補充する。[[《ガヨウ神》]]なら手札を捨てる効果で次のジョラゴン・ビッグ1へ繋げたり、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]では相手の場を除去しつつドローできる
-[[《ゲラッチョ男爵》]]、[[《オッケーBros.》]]、[[《ジョバート・デ・ルーノ》]]のアンタップで更なる追撃
-[[《アイアン・マンハッタン》]]でシールドを割りつつロックを仕掛ける
-[[《超Z級 ゲキシンオー》]]でブレイク数を上げる
-[[《ガンバトラーG7》]]で自身をパンプアップ、相手の[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]による[[強制バトル]]をかわす

あくまで「手札から捨てた時」のため自分相手問わず他のカード効果で手札を捨てる効果で発動できる。場にこのカードを出しておけば、相手のハンデス効果をある程度牽制することもできる。

コスト軽減とジョラゴン・ビッグ1共々、得られるアドバンテージとそれに伴う代償がはっきりしており効果は強力だが何も考えずに使うと場のクリーチャーを減らし、手札を消費するだけになりかねずS・トリガーなどで除去されると不利に陥ってしまう。元になったガンマンのように銃(カードの効果)を理解しそれに応じた効果を選択するプレイングを心がけたい。単にシールドをブレイクするだけだと1コスト重い[[《超特Q ダンガンオー》]]のような使い勝手になってしまうため、[[《バイナラドア》]]などによる相手への妨害を挟むと効果的。

登場当初は[[《ガンバトラーG7》]]軸の方が高いシェアを誇っていたが、[[《ゼロの裏技ニヤリー・ゲット》]]が[[殿堂入り]]すると早期に[[1ショットキル]]することが難しくなったため、[[《ガヨウ神》]]を挟んだ[[中速]]を志向するこのカードの方が主流となった。実際の対戦では[[バウンス]]による[[コスト軽減]]を利用せずに普通に召喚してしまうことも少なくない。

**ルール [#y4a1094c]

-前述の通り[[《ヤッタレマン》]]を手札に戻しても[[《ヤッタレマン》]]が持つ[[コスト軽減]][[効果]]は失われない。しかし同時に[[《ヤッタレマン》]]の「[[コスト]]は0以下にならない。」[[効果]]も残るのでこの場合0[[コスト]]で[[召喚]]する事は出来ない。逆に言えば[[バトルゾーン]]に[[《ヤッタレマン》]]がいなければ[[ジョーカーズ]]を7体戻して0[[コスト]][[召喚]]が可能である。

-[[ジョラゴン・ビッグ1]]では[[スーパー・S・トリガー]]を発動できない。(2018/07/15正式回答)
--たとえ「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まっていても、スーパー・S・トリガーは「[[シールドゾーン]]から手札に加える時」に「自分のシールドが1つもなければ、このクリーチャーにS能力を与える」効果であり、条件を満たしていない場合はS能力を持っていないためである。(例:[[《ラジコンBOY》]]、[[《キンチョーラー》]])

-「この[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した時、この[[クリーチャー]]を〜」で始まる[[能力]]を持つ[[ジョーカーズ]]を捨てて[[ジョラゴン・ビッグ1]]を使った場合、[[ジョラゴン・ビッグ1]]を使った《ジョット・ガン・ジョラゴン》が「この[[クリーチャー]]」として扱われる(2018/4/21正式回答)。
--例えば[[《フットンダ/ネルネ・ネルネルネ》]]を捨てて[[ジョラゴン・ビッグ1]]を使った場合は《ジョラゴン》をタップしなくてはいけないし[[《ハロウェーイ》]]を捨てて[[ジョラゴン・ビッグ1]]を使った場合は最悪《ジョラゴン》を[[破壊]]しなくてはいけない。


**他のカードとの相性 [#q9a2b658]
-コスト軽減効果を使用する時は、場の[[ジョーカーズ]]を手札に戻さなければならないという特性上、自身の場にジョーカーズが6体以上あれば、召喚コストが1になる[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]とは若干相性が悪いと言える。一応、ジョラゴン・ビッグ1で[[《出前百丁 チャル名人》]]の[[cip]]を使うことで、ある程度この問題は解決される。

-[[《ドヤガオー》]]と組ませることでコスト軽減時に減ったバトルゾーンを展開しなおせる。1ショットキルを狙う場合に[[S・トリガー]]を踏んで除去されても、マナゾーンから新しいジョラゴンを呼び直すことができるので高相性。

-モチーフとなったガンマンのライバルキャラ同士の為か、[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]はcip能力を持たず効果もマッチしない為デッキでの共存は難しい。また[[《メラビート・ザ・ジョニー》]]の[[マスター・W・メラビート]]は「召喚によってバトルゾーンに出た時」なのでジョラゴンでは使えない。二つ目の能力は使えるが、ジョラゴンのコスト軽減によるバウンスによって発動しにくくなる……ととことん相性が悪い。
--流石に[[【ジョーカーズ】]]が4ターン目あたりでの[[1ショットキル]]と相手全破壊を両立できたらゲーム性の破壊に繋がるので、この点は開発者がバランスを取ったというべきか。
--また、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]はそもそも[[ジョーカーズ]]を持たず、[[cip]]も[[召喚]]時限定のものなので[[ジョラゴン・ビッグ1]]を使うことはできない。

**その他 [#g3cc4858]

-[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]と違い[[種族]]は''[[マスター・ドラゴン]]/[[ジョーカーズ]]''である。これはジョラゴンJoeが不完全な形で生まれた為あくまで「ジョーカーズのドラゴン([[ジョーカーズ・ドラゴン]])」というジョーの想像上のドラゴンに過ぎなかったのが、完全な形で「デュエルマスターの使うドラゴン」として生まれた為である。
--[[《煌龍 サッヴァーク》]]の特権だった[[《天ニ煌メク龍終ノ裁キ》]]と組み合わせることができ、[[種族]]的には[[上位互換]]となる。

-なぜか公式サイトではレアリティがMDGではなくMASになっている。

-アニメではドラゴンの欲しかった[[ジョー>切札 ジョー]]の為に[[デッキー]]がケツを鍛えに鍛えようやく産み出す事の出来たサッヴァークに次いで生まれた2体目のマスター・ドラゴン。強大な力を持っている為ケツを鍛えたデッキーでも相当の難産でありジョーとボルツがデッキーの体内に入り多数のジョーカーズと力を合わせようやく生まれることが出来た。その後に旅に出る為にジョラゴンがジョーを任せられるか見極める為の[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]]とのデュエルで初登場。ジョラゴン・ビッグ1で終始ジョニーを圧倒し勝利しジョニーからリーダーの座と帽子を受け継いだ。
--モチーフになった、様々な銃を使い分けるジョニーのライバルキャラの特徴は背中の大砲や腰の銃で一斉にビームを放つ様子やジョラゴンビック1で他ジョーカーズの効果を縦弾として放つ効果で再現されており、アニメでは効果の発動時は手で捨てたカードを吸収し、そのジョーカーズが写った銃弾を放つ演出がされている。またカードスペックは1000しか違わないがアニメでは「ジョニーのあらゆる手段を尽くした攻撃を全て跳ね返すジョラゴン」という強大なライバルキャラのような戦闘シーンが描かれた。
--「デュエル・マスターズ!」以降はジョーの新たなフィニッシャーとして定着。[[ジョラゴン・ビッグ1]]で[[《ゲラッチョ男爵》]]や[[《ジョバート・デ・ルーノ》]]の[[アンタップ]][[能力]]を使っての連続[[攻撃]]が定番となっている。
--[[カブト鬼]]との真のデュエルで心を通わせて以降は、日常パートにもセル作画で登場するようになる(通称『ジョットガン・ジョラ''コント''』)。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》]]
-[[《ワイルド・シールド・クライマックス》]]

**収録セット [#tf27bc6c]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」]]

**参考 [#i7917225]
-[[マスター・ドラゴン]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[召喚コスト]]
-[[コスト軽減]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ドロー]]
-[[手札交換]]
-[[ジョラゴン・ビッグ1]]
-[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]
-[[マスター・ドラゴンカード]]
-[[【ジョット・ガン・ジョラゴン】]]
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公式Q&A
<Q.最初の能力でジョーカーズを7体戻したらコスト0で召喚できますか?
A.はい、可能です。
<Q.最初の能力でジョーカーズを8体以上戻したらコストはいくつになりますか?
A.0です。カードのコストは0より小さくなることはありません。
<Q.ジョラゴン・ビッグ1の指す「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力とはどういうことですか?
A.文章の最初の■の後が「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」から始まってるテキストのことを指します。例えば、「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」を文中に含んでいても、「■相手のターン中にこのクリーチャーがバトルゾーンに出た時」などのように途中に入っているテキストは該当しません。
<Q.複数のジョーカーズを一度に捨てた時、ジョラゴン・ビッグ1で使える能力は1つだけですか?
A.いいえ、捨てたカードすべての中から一つではなく、捨てた各カードについて「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってよいということです。
<Q.最初の能力で《ヤッタレマン》を戻す時、《ヤッタレマン》の持つコストを1下げる能力は使えるのですか?
A.はい、可能です。ただし、ヤッタレマンの能力を使う場合はコストが0以下にならないとあるので、何体戻したとしてもコストは最大で1までしか下がりません。