#author("2018-08-18T02:59:24+09:00","","")
#author("2018-08-18T03:00:34+09:00","","")
*《シン・ガイギンガ》 [#y0d85f77]

|シン・ガイギンガ P 火文明 (7)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ハムカツ団 9000+|
|革命チェンジ:火のドラゴン|
|W・ブレイカー|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+4000する。|
|相手がこのクリーチャーを選んだ時、このターンの後に自分のターンを追加する。|

[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ハムカツ団]]。
通常の[[クリーチャー]]となり、[[火力]]と[[スピードアタッカー]]を失った代わりに[[革命チェンジ]]が搭載された[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]。付録のカードとは思えないスペックを誇る。

元となっているカードと使い勝手はだいぶ異なるが、代名詞たる「選ばれると[[エクストラターン]]」は変わっていない。この能力を主軸に使っていくことになるだろう。

[[スピードアタッカー]]や地味に便利だった[[cip]]の火力を失ったのは残念だが、条件の緩い革命チェンジによって着地は容易になっただろう。軽量化しつつある火のドラゴンで殴るだけで、事実上のアンタッチャブルのドラゴンが飛んでくる。

使い方は様々だろうが、同コスト域には単体で爆発的なアドバンテージをたたき出し、一撃で勝負を決める様なドラゴンが多いのも事実。このカードも間違いなく強力ではあるのだが、自己完結しすぎていて拡張性に欠けるというのも事実。
詰めの安定したフィニッシュに使える、という意見もあるかもしれないが、やはりそれでもライバルは多い。このカードを使うより、横に並べた物量で攻める方が良いという考えもあるだろう。

実際のところ、[[革命ファイナル環境]]終期でも大会優勝レベルのデッキとしては、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]や[[【5色ドギラゴン剣】]]などに入ることはほとんどなかった。前者では終盤の物量によってこのカードに頼らずとも[[革命0トリガー]]を踏み越えることができたこと、後者ではこのカード自体が色基盤にならない上に詰めの役割を「[[単騎>《単騎連射 マグナム》]][[ラフルル>《音精 ラフルル》]]」に任せれば済むことから、自然とこのカードはデッキから抜けていった。

このように[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]のデッキでは盛んに使われることは少ないが、寧ろ[[火]]の[[コマンド・ドラゴン]]である点を活かして、[[【モルト NEXT】]]などドラゴン比率を高める必要のあるデッキに[[ダイレクトアタック]]要因として採用されるケースの方が一般的。いっそメインデッキの枠を使うことを[[ドラゴン]]マナ確保というメリットに変えてしまおうという発想である。これを入れた構築の[[【モルト NEXT】]]がチャンピオンシップ上位入賞を果たすなど、最低限の結果は残している。

革命チェンジ主軸のデッキに関しても、[[DMRP-03>DMRP-03 「デュエル・マスターズ 新3弾 気分J・O・E×2 メラ冒険(ベンチャー)!!」]]期にこれを2枚投入した構築が優勝したことが報告されており、稀にだが本来意図された用途で活躍することがある。

ともあれ、元となった《ガイギンガ》同様に、超ハイスペックなクリーチャーである事には変わりはない。このクリーチャーは[[革命チェンジ]]を駆使した【速攻】デッキで使用するべきだろう。

このカードの革命チェンジの条件は緩く、火のドラゴンであれば何でも良い。その為1コストクリーチャーから順に革命チェンジを続けていけば、3ターン目にはこのクリーチャーをバトルゾーンに出す事が出来るだろう。事実上のアンタッチャブルたるこのクリーチャーを早期に対処するのは難しい。仮に除去されたとしても、【速攻】デッキでエクストラターンを得るというのはほぼ勝利に直結していると評しても良い。革命チェンジを利用すれば手札は減らないので、追撃も安心である。

-[[《ドリル・スコール》]]との相性が注目されている。上記の使い方の上に[[《ドリル・スコール》]]を合わせれば、相手は仮に[[エクストラターン]]を掻い潜っても、マナもないため反撃する事が出来ない。一方でこちらは[[革命チェンジ]]のお陰で、手札には軽量クリーチャーが大量に残っている筈なので一気に追撃する事が出来る。&br;[[プレミアム殿堂]]による規制によって[[ジョバンニスコール]]が消滅し、使い道がなくなってしまった[[《ドリル・スコール》]]にとっては光明か。

-よく使われる防御手段である[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]や、[[《青寂の精霊龍 カーネル》]]に対しては強力。事実上すり抜ける事が出来る。しかし一方で一斉除去を放つ[[《オリオティス・ジャッジ》]]や[[《百族の長 プチョヘンザ》]]には注意しなければならない。

-名前は同年に話題となった[[庵野秀明>安野モヨコ]]監督作の映画「シン・ゴジラ」を彷彿とさせる。[[フレーバーテキスト]]とあわせ、かつての[[勝太>切札 勝太]]のエースカードが新たな(真の)姿で登場したがゆえの、ダブルミーニングとしてのネーミングと捉えるのがベターか。また、[[火]]の[[ドラゴン]]が[[攻撃]]するだけで実質[[アンタッチャブル]]、[[バトル]]でも[[破壊]]されにくい[[クリーチャー]]に簡単に化けるので、sin(英語で罪の意味)のガイギンガと皮肉られることもある。

-[[革命チェンジ]]を持っているにもかかわらず[[革命軍]]は持たない。ちなみに、[[革命チェンジ]]を持たないがゆえにこのカードの[[下位互換]]となっている[[《熱闘革命 ガイギンガ》]]は名前に「革命」と入っているという皮肉な話がある。

**関連カード [#e9f30e62]
-[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]
-[[《熱闘革命 ガイギンガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#c4e952ec]
-[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]]&br;'''新たな、そして真のガイギンガが現れる。'》''
-[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]]&br;'''新たな、そして真のガイギンガが現れる。'》》''

**収録セット [#ye85af42]
-illus.[[Bun Toujo]]
--[[勝太ファイナルメモリアルパック コロコロ特別ver.]](P66/Y15)

**参考 [#fb254740]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハムカツ団]]
-[[革命チェンジ]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[パンプアップ]]
-[[エクストラターン]]