#author("2018-10-31T15:32:57+09:00","","") *《アクア・ハルカス》 [#ye2a645d] |アクア・ハルカス C 水文明 (3)| |クリーチャー:リキッド・ピープル 2000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。| [[DM-01>DM-01 第1弾]]で登場した代表的な[[リキッド・ピープル]]。 [[cip]][[能力]]として[[ドロー]]が付いているだけのシンプルな[[カード]]だが、かなり使い勝手が良く、登場時から長い間使われ続けていた。 [[リキッド・ピープル]]の3[[コスト]]枠は[[《アクア・スーパーエメラル》]]、[[《アクア・アナライザー》]]、[[《電脳聖者タージマル》]]など激戦区だが、それらに負けない実力を持つ[[カード]]。 [[リキッド・ピープル]]の[[種族デッキ]]にはもちろん、[[【青赤緑ビートダウン】]]系列の[[デッキ]]にも良く採用された。[[攻撃]]できる[[クリーチャー]]が残るため、多くの[[水]]の[[ドロー]][[カード]]の中でも[[ビートダウン]]向きな1枚。 ただし、[[リキッド・ピープル]]の[[デッキ]]では1[[マナ]][[軽い]][[《アクア少年 ジャバ・キッド》]]や、[[マナ武装]]3で[[完全上位互換]]となる[[《アクア操縦士 ニュートン》]]などの新顔の登場で、出番はやや取られがち。 [[種族]]や[[青単]]にこだわらない[[デッキ]]で[[リキッド・ピープル]]を使いたいならば、この[[クリーチャー]]にも活躍の機会はあるだろう。 -[[DM-27>DM-27 「極神編 第4弾 完全極神(パーフェクト・ヘヴン)」]]で登場した[[同型再販]]である[[《クゥリャン》]]との入れ替えで、2008年4月15日より[[殿堂入り]]となった。 --[[リキッド・ピープル]]は主に[[攻撃]]的な[[種族]]であり、[[ドロー]]を担当するのは[[サイバーロード]]や[[サイバー・ウイルス]]である、という位置づけにしたかったのだろうか。もしくは、3[[コスト]]2000で[[cip]]1[[ドロー]]を8枚積み体制にさせたくなかったのだろう。 --[[コストパフォーマンス]]はいいものの、他の[[水]]の[[ドローソース]]ほど飛びぬけた性能ではないため、当時から[[殿堂入り]]が疑問視されていた。現在でも[[殿堂入り]]の解除を望む声は大きい。しかし、[[DMD-17>DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]で再録された際も1枚収録であり、[[殿堂入り]]解除は望めなくなってしまった。 --だがかの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]が2015年に初の[[プレミアム殿堂]]解除の扱いを受けるに至ったため、このカードの殿堂入り解除も決して望めないものではないものとなった。ただし、あちらは解除されたとは言えそれでも殿堂入りしており、名誉の称号である殿堂入りを完全に捨て去れるかは怪しいところである。 --そしてついに2016年2月1日付で、このカードの[[殿堂解除]]が決定した。様々な扱いを受けてきたこのカードも、ようやく肩の荷を降ろすことが出来た。しかし、下記のような[[同型再販]]や[[調整版]]が多く出ている今ではあまり活躍は見込めず、遅すぎた[[殿堂解除]]と言えるだろう。 --殿堂解除後の環境ではより軽く[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の[[ファイナル革命]]先が務まる上に[[マナ基盤]]にもなる[[《タイム1 ドレミ》]]や[[《熱湯グレンニャー》]]がキャントリップ獣の主流であり、このカードは全く見かけなくなっている。 -このカードが[[殿堂入り]]している間に[[スペック]]の近い[[調整版]]や[[同型再販]]が多く登場しており、[[リペア]]に不自由する事もなくなってきていた。現在でも[[墳墓避け]]のために同時投入する事が考えられる。具体的なカードは前述のものも含めて以下の通り。 |[[《クゥリャン》]]|[[サイバーロード]]版| |[[《遥か寸前 ヴィブロ・ブレード》]]|[[アウトレイジ]]版| |[[《貝獣 ホーラン》]]|[[ムートピア]]版| |[[《禁断W エキゾースト》]]|[[イニシャルズ]]・[[ブロッカー]]版| |[[《封魔アガシオン》]]|[[グランド・デビル]]版、[[闇]]と組むなら| - |[[《アクア操縦士 ニュートン》]]|[[マナ武装]]版。[[青単]]では[[完全上位互換]]となる| |[[《アクア・シャークス》]]|[[pig]]版| - |[[《ガガ・ピカリャン》]]|[[光]][[文明]]・[[サイバーロード]]版| |[[《ツタンカーネン》]]|[[無色]]・[[ジョーカーズ]]版| - |[[《熱湯グレンニャー》]]|[[火]]との[[多色]]版| |[[《電脳無頼コバルト・ハルカス》]]|[[自然]]との[[多色]]版| |[[《デュエマ・ボーイ ダイキ》]]|~| |[[《電脳悪夢ルカスレイ》]]|[[闇]]との[[多色]]版 [[スレイヤー]]持ち| |[[《タイム1 ドレミ》]]|[[光]]との[[多色]]版| -有能な[[カード]]であるが、長い間[[再録]]されていなかった。登場してから約9年経ち、ついに[[DMD-02>DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]]で[[再録]]された。 -[[ドラゴン・サーガ]]期の殿堂ゼロデュエルでは[[《英知と追撃の宝剣》]]、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]といった環境を荒らした強力なカードが並ぶ中《アクア・ハルカス》がセンターに描かれている。明らかに他のカードたちと比べるとカードパワーが高くないことから公式からもネタにされていることが分かる。 -アニメ「デュエル・マスターズ」では[[勝舞>切札 勝舞]]が[[牛次郎>邪藩 牛次郎]]戦で使用。返しの[[ターン]]で[[《一角魚》]]に戻された。他にも[[ミミ>黄昏 ミミ]]が使うなど、シリーズ全体で度々登場している。 -漫画「Duel Masters Rev.」にて、水元恭平が実体化させ、[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。[[フレーバーテキスト]]にもある「液体を操る」能力で、愛実を水球に閉じ込めた。&br;また実際の[[デュエル]]では、[[シールド]]を[[ブレイク]]した後、未来の[[《クゥリャン》]]に[[殴り返されて>殴り返し]][[相打ち]]となっている。連載時では殿堂入りのこのカードが2枚確認されるというミスがあったが単行本で修正された。 -名前の由来は鎌のように反り返った刀身を持つ剣、ファルクスだろう。&br;ファルクス(Falx)はラテン語で「鎌」を意味する。 --ちなみに、現在「ハルカス」で連想される超高層ビル「あべのハルカス」とは''全く関係ない''。そもそもあべのハルカスの開業は[[DM-01>DM-01 第1弾]]が発売されてから12年の歳月が経過した2014年である。 **関連カード [#e3171a1e] -[[《クゥリャン》]] -[[《遥か寸前 ヴィブロ・ブレード》]] -[[《電脳無頼コバルト・ハルカス》]] -[[《アクア操縦士 ニュートン》]] -[[《アクア・ハルク》]] -[[《連唱 ハルカス・ドロー》]] -[[《アクア・ヒルズ》]] **[[フレーバーテキスト]] [#t4f5bb31] -[[DM-01>DM-01 第1弾]]&br;'''[[リキッド・ピープル]]は液体を自在に操る。彼らにとって、水は鎧であり剣である。''' -[[DMD-02>DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]]&br;'''チャンスを物にしろ!それが[[切り札]]を引き当てる鍵! ――アクア・ハルカス''' -[[DMD-17>DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]]&br;'''「龍素」は[[ドラゴン]]の中だけでなく、様々なものの中に存在している。それらを抽出するための計算式が、龍程式である。''' -[[DMX-20>DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]]&br;'''[[ドロー]]して後続を補給して息をもつかせぬ猛攻をみせるっちゃ!さすが[[殿堂カード>殿堂入り]]だっちゃ!''' -[[DMR-20>DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]]&br;'''[[S級侵略者]]を失った[[ギュウジン丸>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]は最終[[侵略]]ウイルスを持って「禁断の世界」へと向かった。しかし、そこにはふたりの[[ドギ>《燃える革命 ドギラゴン》]][[ラゴン>《ボルシャック・ドギラゴン》]]がいるのだ!''' **収録セット [#d6ab345d] -illus.[[Eiji Kaneda]] --[[DM-01 第1弾]] --[[DMD-02 「スタートダッシュ・デッキ 水&闇編」]] --[[DMD-17 「ビギニング・ドラゴン・デッキ 神秘の結晶龍」]] --[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」]] -illus.[[HIRO”WO”NORI]] --[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」]] **参考 [#fd261237] -[[リキッド・ピープル]] -[[cip]] -[[ドロー]] -[[殿堂入り]] -[[殿堂解除]]