#author("2018-07-29T14:49:48+09:00","","")
*《あたりポンの助》 [#x3a7ae24]

|あたりポンの助 SR 無色[ジョーカーズ] (6)|
|クリーチャー:ジョーカーズ 6000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《あたりポンの助》以外のクリーチャーのカード名を1つ選ぶ。|
|選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。|

[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]で登場した[[ジョーカーズ]]。

[[cip]]でクリーチャー名を1つ選び、そのクリーチャーの能力を無力化するというデュエマの歴史でも類を見ない能力を持つ。

具体的に言えば、この[[カード]]で指定された[[クリーチャー]]は
-[[ブロッカー]]を持っていても&bold(){[[ブロック]]に参加できない}
-[[アンタッチャブル]]を持っていても&bold(){選んで[[除去]]できるようになる}
-[[アンブロッカブル]]を持っていても&bold(){[[ブロック]]できるようになる}
-例え[[ワールド・ブレイカー]]を持っていようとも&bold(){1枚しか[[シールド]]を[[ブレイク]]できない}
-[[解除]]・[[龍回避]]を持っていたとしても&bold(){1回の[[除去]]で[[超次元ゾーン]]に強制送還}
-[[すべてのバトルに勝つ]]を持っている[[クリーチャー]]でも&bold(){[[パワー]]さえ勝っていれば[[バトル]]で殴り倒せる}
-[[覚醒リンク]]を持っていて条件を満たしていても&bold(){[[覚醒リンク]]自体が無視されるので[[リンク]]できない}
といったように、どれだけ強力な[[クリーチャー]]だろうと[[能力]]が無視され、単なるバニラ同然になってしまう。
ただし、&bold(){[[能力]]に含まれない[[注釈文]]までは無視できない}ので、例えば[[アンタッチャブル]]の(ただし、このクリーチャーを[[攻撃]]または[[ブロック]]してもよい)などを無視することはできない。
//[[G・リンク]]をした[[ゴッド]]を1枚で[[除去]]する事はできない。
//「G・リンク」自体が無視・無効となる裁定になる可能性ありなのでコメントアウトします

[[フレーバーテキスト]]から察するに、デメリット能力を持つ[[《はずれポンの助》]]を大量に[[バトルゾーン]]に展開した後にこのカードをバトルゾーンに出し、[[《ダイヤモンド・カッター》]]の如く一斉攻撃で相手にトドメを刺す[[デザイナーズコンボ]]も想定されていると思われる。[[《はずれポンの助》]]は低[[コスト]]なので揃えやすいものの、[[パワー]]が低いため[[《メガ・マグマ・ドラゴン》]]や[[《ハムカツ団の爆砕Go!》]]などで一網打尽にされるので注意。
-[[フレーバーテキスト]]では『「はずれ」が「あたり」に、「使えない」が「使える」ようになる』とあるが、[[《はずれポンの助》]]以外のほとんどの[[クリーチャー]]にとっては「使える」が「使えなく」なってしまう。

登場以降カウンター封じとして[[ジョーカーズ(デッキ)]]でもポツポツと使われており、無色である都合上[[ターボゼニス]]の隠し味として採用されることも。[[コンボ]]の始動を特定の[[クリーチャー]]に頼る[[ループ]]系統に対するメタとしても優秀。

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**ルール [#u3bc8606]

無視される対象はあくまで&bold(){[[バトルゾーン]]にあるクリーチャーだけ}である。この為、[[ニンジャ・ストライク]]・[[革命チェンジ]]・[[革命0トリガー]]・[[マナ召喚]]・[[代替コスト]]・[[マッドネス]]といった&bold(){「[[バトルゾーン]]以外の場所で参照される[[能力]]」までは無視できない}。
-これにより、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]・[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を指定した場合、[[禁断解放]]と[[禁断爆発]]による[[封印]]によって妨害されることなく[[アンタッチャブル]]や除去耐性を無視して除去することが可能になる上に、バトルゾーン以外の場所で機能する[[特殊敗北条件]]はそのままという完全なメタカードとなりうる。
-「バトルゾーン以外のゾーンに行った場合[[超次元ゾーン]]に戻す」と[[注釈文]]のある[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]も、前述のように[[注釈文]]は無視の対象外かつ、仮に無視されたとしても場を離れた時点で無視が解除されるためバトルゾーンを離れた場合かならず[[超次元ゾーン]]に送還される。

選ばれた[[クリーチャー]]はあくまで能力が無視されるだけでありテキストが無くなるわけではないため、[[《解放の女傑 ドラクロワ》]]や[[《ナメナメ・ナメコー》]]などの[[バニラ]]サポートは受けられない。

指定できるのは[[クリーチャー]]だけである。なので、[[クロスギア]]や[[D2フィールド]]を無効化したり、[[最終禁断フィールド]]をただの邪魔者にしたりする事はできない。
また、「クリーチャー自身が持っているテキスト」である能力が対象であり、[[呪文]]や[[クロスギア]]などで新たに付与される[[能力]]までは無効にできない。
//公式Q&Aより

[[4枚以上デッキに入れることができる]]能力を持つクリーチャーを無効化しても、デッキ構築のルール違反となって敗北することはない。公式サイトのQ&Aでは、「デッキ構築のルールはゲーム開始前にチェックされます。ゲームの途中でデッキ構築ルールと異なる状況になったとしても問題はありません。」とある。

「選んだ名前を持つ」クリーチャーを対象にするため、は&bold(){指定された名前を含む[[クリーチャー]]全てが対象になる。}(2018年2月2日付公式HPのQ&Aに掲載)
この為、例えば[[《禁断》]]を選択すると、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]やその配下の[[イニシャルズ]]達まで対象になってしまう。このように他のクリーチャーの名前を完全に含むクリーチャーについては[[《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》]]のページを参照。

[[《あたりポンの助》]]自身が対象になった場合、その発生源である無視する能力も消えてしまう矛盾が発生するが、そのような場合は無視が優先され結果として自身が[[バニラ]]になるだけとなる。
-例) [[《あたりポンの助》]]が[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]を宣言した後、自身に[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]を[[クロス]]、[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]の名前を得た場合はそれ以降[[クロス]]している[[《あたりポンの助》]]自身の能力はないものとして扱われ、[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]の能力は無視されなくなる。

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**その他 [#v847c954]

-アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」46話では、増えすぎた[[《はずれポンの助》]]のために作られた里の主として登場。担当声優はナレーターの助と同じ高木渉氏。[[古今 プリ人]]とのデュエマで、[[切札 ジョー]]はこの[[カード]]1枚と[[《はずれポンの助》]]39枚という極端な[[デッキ]]構成を強いられる事になったものの、前述の[[デザイナーズコンボ]]を完成させ勝利した。

**関連カード [#hda99b64]
-[[《はずれポンの助》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#x1b68024]
-[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]](通常版)&br;'''私のおかげで「はずれ」が「あたり」に、「使えない」が「使える」ようになるとは、よかったのう〜。 ---あたりポンの助}
-[[DMRP-04魔>DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]([[シークレット版>シークレットカード]])&br;'''[[はずれポンの助>《はずれポンの助》]]は、いくらでも並べられるけど、所詮は「はずれ」。どれだけいても役立たず。しかし、そこにあたりポンの助が登場すると・・・・・・一気に大軍勢となるのだ!!}

**収録セット [#qd936567]
-illus.[[KOUSAKU]]
--[[DMRP-04魔 「デュエル・マスターズ 新4弾 誕ジョー!マスター・ドルスザク!!〜無月の魔凰〜」]]

**参考 [#v217df93]
-[[ジョーカーズ]]
-[[打ち消し]]