#author("2018-07-08T19:34:10+09:00","","") *汎用性 [#ya657c16] 「はんようせい」と読む。カードゲーム用語ではなくれっきとした日本語。 1.その[[カード]]が様々な用途に使えて便利なこと 2.その[[カード]]が多くのデッキで採用できること を「汎用性が高い」と表現する。カードに対してだけでなく[[コンボ]]等にも使われる言葉である。 //簡単に言うと「使い勝手」という意味。//使い勝手が良い=汎用性が高い、とは限らない気がします。 1の意味ならば、[[能力]]が2つ以上あるカードや1つの能力で複数の[[効果]]を発揮できるカード、又は様々な局面で実用的な効果を持つカードを言う。例えば[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]、[[《母なる大地》]]([[プレミアム殿堂]])、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などがそうである。 各種[[超次元]][[呪文]]は状況に合わせて最も的確な[[サイキック・クリーチャー]]を選択できるため、汎用性が高いカードの代表格である。 ただし、汎用性の高さはデッキの構築に左右される部分もあり、一概には言えない。例えば[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は、[[エンペラー・キリコ]]系列のデッキでは八面六臂の活躍を見せるが、他のデッキにそのまま突っ込んでも同じ働きはできない。また[[《青銅の鎧》]]は、[[《ハッスル・キャッスル》]]が存在していれば[[ドロー]]と[[マナブースト]]を兼ね、終盤でも腐らない。 2の意味ならば[[《フェアリー・ライフ》]]、[[《青銅の鎧》]]、[[《エナジー・ライト》]]、[[《解体人形ジェニー》]]、[[《デーモン・ハンド》]]、[[《父なる大地》]]、[[《アクア・サーファー》]]、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]など、多くのデッキで手軽に使える[[カード]]があてはまるだろう。 汎用性が高い[[カード]]には[[文明]]や[[種族]]等に縛られずに一定の効果を挙げられるものが多く、汎用性が低い[[カード]]は、[[種族]]等に縛りのあり特定の場面や[[デッキ]]でしか活躍しないようなものが多い。例えば[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]と[[《封魔妖ザビ・クズトレイン》]]を比較すると、前者は様々なデッキで使えるが、後者は[[エイリアン]]が入っていなければ使えない。このような場合、前者のほうが「汎用性が高い」と言える。 [[ドロー]]や[[ハンデス]]は場面を選ばず安定して[[アドバンテージ]]を稼げるので汎用性が高い効果である。 ---- -類似[[カード]]を比較する場合、例えば[[《フェアリー・ライフ》]]は[[速攻]]相手には[[S・トリガー]]が活躍するので多くのデッキで採用されるが、終盤では[[腐る]]事が多い。それに対して、[[《時空の庭園》]]は[[マナブースト]]の他に[[メテオバーン]]の補充ができ、終盤でも腐りづらい。この場合、2の意味ならば前者の方が汎用性が高いが、1の意味ならば後者の方が汎用性が高い。 -[[爆進ダブル]][[呪文]]のように状況に応じて複数の能力を使い分けられるカードは汎用性が高いと言われるが、コストがその分高くなるので[[コストパフォーマンス]]が悪いものもある。汎用性が[[カードパワー]]やその[[カード]]の評価に直結するものでないことは覚えておきたい。 -[[プロモカード]]や、何らかのデッキに限定で収録されている汎用性が高く、なおかつ入手の困難なカードは、[[シングルカード]]市場でも高値で取引されたり在庫切れが続出することが多い。しかしそういったものは比較的早く[[再録]]されるか[[制限が課せられる>殿堂入り]]傾向にあるので、焦って入手する必要がないこともある。 -凡庸性(ぼんようせい)は完全な誤り。凡庸とは優れたところがなく平凡であることを意味する。 **参考 [#h3d2546a] -[[用語集]] -[[スペック]] -[[モード]] -[[必須カード]]