#author("2018-08-17T18:46:05+09:00","","") *コスト踏み倒し [#a4353729] [[プレイ]]や[[起動]]などの[[マナコスト]]の支払いが必要な処理をコストを支払わずに行うことの俗称。 主に以下のものを指す。 -[[カード]]をその[[マナコスト]]を支払わずに[[プレイ]]すること。 --[[クリーチャー]]カードをそのマナコストを支払わずに[[召喚]]すること。 --[[呪文]]カードをそのマナコストを支払わずに[[唱える]]こと。 --[[クロスギア]]カードをそのマナコストを支払わずに[[ジェネレート]]すること。 -[[クロスギア]]を[[コスト]]を支払わずに[[クロス]]すること。 -[[クリーチャー]]([[サイキック・クリーチャー]]を含む)及び[[クロスギア]]を[[プレイ]]せずに[[バトルゾーン]]に出すこと。 |インフェルノ・サイン P(UC) 闇文明 (5)| |呪文| |S・トリガー| |コスト7以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。| |爆竜兵ドラグストライク R 火文明 (5)| |クリーチャー:ドラゴノイド 1000| |このクリーチャーが破壊された時、ドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。| |邪眼皇ロマノフI世 SR 闇文明 (7)| |クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ/ナイト 8000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札を見る。その中から闇のカードを1枚選び、自分の墓地に置いてもよい。その後、山札をシャッフルする。| |このクリーチャーが攻撃する時、自分の墓地にある闇のコストが6以下の呪文を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。その後、その呪文を自分の山札の一番下に置く。| |W・ブレイカー| |パラダイス・アロマ C 水文明 (3)| |クリーチャー:サイバー・ウイルス 2000| |G・ゼロ−バトルゾーンにサイバーロードが1体でもあれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。| [[S・トリガー]]、[[G・ゼロ]]、[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]、[[侵略]]、[[革命チェンジ]]はコスト踏み倒しを許可する。 [[リアニメイト]]や[[リクルート]]は[[コスト]]踏み倒しの一種である。 [[《フォース・アゲイン》]]など、同じ[[クリーチャー]]を出し入れする場合も[[コスト]]を支払っていなければ[[コスト]]踏み倒しである。 クリーチャーの場合は「タダ出し」とも呼ばれる。「特殊[[召喚]]」と呼ばれる事もあるが、ゲームでの「[[召喚]]」とは異なるので注意。 対義語として「[[手打ち]]」「生打ち」「素出し」などがある。 「コスト踏み倒し[[カード]]」「コスト踏み倒し[[能力]]を持った[[カード]]」と言う場合、そのカード自身ではなく別のカードのコスト踏み倒しができるカードをさす場合が多い。 **ルール [#v86c3ab2] コスト踏み倒しには[[プレイ]]を挟むものと挟まないものの2種類が存在する。 [[クリーチャー]]で言えば、「[[コスト]]を支払わずに[[召喚]]する」「[[コスト]]を支払わずに[[バトルゾーン]]に出す」の2つがある。 「[[召喚]]」として出したか否かは、[[召喚]]に反応する[[能力]]を持った[[カード]]が存在することから区別する必要がある。 ただし、[[呪文]]のみは例外で、「[[コスト]]を支払わずに[[唱える]]」のみ存在する。 [[超次元]][[呪文]]など、[[コスト]]を支払った[[カード]]の[[効果]]によって[[クリーチャー]](他各種[[カード]])が[[バトルゾーン]]に出た場合もコスト踏み倒し([[マナゾーン]]の[[カード]]を[[タップ]]せずに[[バトルゾーン]]に出した)に該当する。[[呪文]]も同様。 [[代替コスト]]によって[[マナコスト]]以外の[[コスト]]を支払った場合でも、「[[コスト]]を支払わずに[[プレイ]]した」事になる(テキスト上の「[[コスト]]」は[[マナコスト]]の意味であるため)。 **ゲームにおいて [#p418dd4f] コスト踏み倒しは基本的に強力な効果の1つである。 [[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]などの場合、0[[マナ]]で何らかの行動を起こせるため、一方的にカード1枚分の[[アドバンテージ]]を得ることができる。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]など、一部のコスト踏み倒しカードは、そのカードよりも大きなマナコストのカードを使用できる。[[マナブースト]]や[[コスト軽減]]が強力なのは言わずもがなであり、[[重い]][[カード]]を一歩早く使用することができる。 また、[[《魔龍バベルギヌス》]]のような[[リアニメイト]]、[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]のような[[リクルート]]、[[《獰猛なる大地》]]のような[[マナゾーン]]から出すものは、基本的に指定された[[ゾーン]]から好きなカードを選べるようになっている。 これは、指定された領域が全て[[手札]]になるようなものであり、極めて柔軟な動きが可能となる。 [[環境]]においては、この手法を使って、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を早い[[ターン]]で[[バトルゾーン]]に出すことを可能とした[[デッキ]]が大会上位を占めた時期もあった。 [[アタックトリガー]]など、複数回使える可能性のあるコスト踏み倒し[[能力]]は、当然ながら使えば使うほど多くの[[コスト]]を節約することができる。 [[ループ]]戦略にとっても極めて重要な[[能力]]であり、数種類の[[カード]]を互いにコスト踏み倒しすることができれば1[[ターン]]中に[[無限ループ]]を発生させることが可能。 強力であるため、[[《母なる大地》]]や[[《母なる紋章》]]、[[《インフェルノ・ゲート》]]など、[[プレミアム殿堂]]となった[[カード]]も存在する。また、[[調整版]]である[[《インフェルノ・サイン》]]も[[殿堂入り]]となっている。 相手の[[クリーチャー]]をコスト踏み倒しする[[能力]]も存在する。[[除去]]とセット([[交換]])か、[[デメリット]]としてついている場合が多い。 相手の[[呪文]]を自分が[[唱える]][[能力]]も、仕組みの都合上すべてコスト踏み倒しになっている。 [[新章デュエル・マスターズ環境]]以降環境レベルで使えるコスト踏み倒しメタが充実するようになってからは、踏み倒したクリーチャーによって[[cip]]でアドバンテージを取ることや封印を外すことがそれまで以上に重要視されるようになった。特に[[ドラグナー]]など[[クリーチャー]]ではない[[カードタイプ]]の[[カード]]を[[cip]]で残せるタイプのクリーチャーはその点でコスト踏み倒しに適応するに至った。 **対策 [#c632bd63] やはり、使われる前に[[《解体人形ジェニー》]]などで[[ハンデス]]してしまうのが手っ取り早い。ただし、捨てさせた[[カード]]を[[リアニメイト]]されることもあるので、利敵行為になる場合もある。 [[メタカード]]には[[《百発人形マグナム》]]や[[《早撃人形マグナム》]]、[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]、[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]、[[侵略ZERO]]能力のカードなどがある。コスト踏み倒しによりそれらの[[能力]]が誘発するため、それらを出しておくことで封じることができる。 ただし、コスト踏み倒しの[[メタカード]]と一纏めに呼ばれる[[カード]]群でも、実際にはコスト踏み倒しを判定する条件がそれぞれ違い、したがって対策できるコスト踏み倒しの種類も異なってくるので注意。主なタイプは以下。 ''太字''は[[置換効果]]による除去。 |[[マナ]]を[[タップ]]せずに使うと反応|[[《百発人形マグナム》]]| |~|[[《早撃人形マグナム》]]| |召喚せずに出すと反応|[[《異端流し オニカマス》]]| |~|[[《マタドール・マルクーゼ》]]| |~|[[《洗脳センノー》]]| |[[コスト]]を支払わずに使うと反応|[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]| |~|[[《デスマッチ・ビートル》]]| |~|[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]| |~|''《[[《悪魔神バロム・クエイク》]]》''| |~|[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]| |~|[[《キャタピラ親方》]]| |~|[[《ポクチンちん》]]| |~|[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]| |[[アクティブ>アクティブ・プレイヤー]]でないターンにカードを使うと反応|''《[[《単騎連射 マグナム》]]》''| |~|''《[[《ダブル・リボルバードラゴン》]]》''| |[[マナゾーン]]の枚数よりも[[コスト]]の高いカードを使うと反応|[[《制御の翼 オリオティス》]]| |~|[[《絶対の畏れ 防鎧》]]| |~|[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]| |~|''《[[《獣軍隊 ヤドック》]]》''| -[[《単騎連射 マグナム》]]らとは逆に、相手が[[アクティブ>アクティブ・プレイヤー]]である[[ターン]]の[[コスト踏み倒し]]を封じるものも存在する。これらは[[《デスマッチ・ビートル》]]、[[《異端流し オニカマス》]]、[[《洗脳センノー》]]、[[《マタドール・マルクーゼ》]]など[[新章デュエル・マスターズ]]以降で登場したものが多い。 ***コスト踏み倒しを許可する能力一覧 [#h3594c47] -''[[キーワード能力]]'' --[[S・トリガー]] ---[[S・トリガーX]] ---[[スーパー・S・トリガー]] --[[S・バック]] ---[[スーパーS・バック]] --[[ナイト流ジェネレート]] --[[ニンジャ・ストライク]] --[[侍マジック]] --[[侍流ジェネレート]] --[[連鎖]] ---[[激流連鎖]] ---[[転生連鎖]] --[[侵略]] ---[[S級侵略]] --[[革命チェンジ]] --[[侵略ZERO]] --[[マスター・メラビート]] --[[マスター・W・メラビート]] --[[無月の門]] --[[ミノまじかる]] -''[[能力語]]'' --[[G・ゼロ]] --[[リベンジ・チャンス]] --[[アタック・チャンス]] -''その他のもの'' --[[マッドネス]] --[[リアニメイト]] --[[リクルート]] ***代表的なコスト踏み倒しカード [#e51a2ebf] -[[《爆竜兵ドラグストライク》]] -[[《紅神龍バルガゲイザー》]] -[[《竜星バルガライザー》]] -[[《転生プログラム》]]([[プレミアム殿堂]]) -[[《母なる大地》]] ([[プレミアム殿堂]]) -[[《母なる紋章》]] (プレミアム殿堂) -[[《インフェルノ・ゲート》]](プレミアム殿堂) -[[《ヘブンズ・ゲート》]] -[[《魔龍バベルギヌス》]]([[殿堂入り]]) -[[《インフェルノ・サイン》]]([[殿堂入り]]) -[[《蒼狼の始祖アマテラス》]](プレミアム殿堂) -[[《エンペラー・キリコ》]](プレミアム殿堂) -[[《母なる星域》]] -[[《ミラクルとミステリーの扉》]](プレミアム殿堂) -[[《斬隠オロチ》]](殿堂入り) -[[《ホーガン・ブラスター》]](殿堂入り) -[[《ミステリー・キューブ》]](殿堂入り) -[[《煉獄と魔弾の印》]] -[[《ドレミ団の光魂Go!》]] -[[《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》]] -[[《ヘブンズ・フォース》]] -[[《爆流忍法 不死鳥の術》]] -[[《爆熱剣 バトライ刃》]]/[[《爆熱天守 バトライ閣》]]/[[《爆熱DX バトライ武神》]] -[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]/[[《極・魔壊王 デスゴロス》]](殿堂入り) -[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]/[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]/[[《我臥牙 ヴェロキボアロス》]](殿堂入り) -[[《龍芭扇 ファンパイ》]]/[[《龍脈空船 トンナンシャーペ》]]/[[《亜空艦 ダイスーシドラ》]] -[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]] -[[《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》]] -[[《天門の精霊ヘブンズ》]] -[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]] -[[《天獄の正義 ヘブンズ・ヘブン》]] -[[《ドラゴンズ・サイン》]] -[[《時の法皇 ミラダンテXII》]] -[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]] -[[《蒼龍の大地》]] -[[《極まる侵略 G.O.D.》]] -[[《大地と悪魔の神域》]] -[[《水晶邪龍 デスティニア》]] -[[《怒英雄 ガイムソウ》]] -[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]] -[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]] -[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]] -[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]] -[[《龍覇 ザ=デッドマン》]] -[[《ラッキー・ダーツ》]](殿堂入り) -[[《クイーン・アマテラス》]] -[[《ヒラメキ・プログラム》]](殿堂入り) -[[《邪帝類五龍目 ドミティウス》]] -[[《天罪堕将 アルカクラウン》]] -[[《デュエにゃん皇帝》]] -[[《革命目 ギョギョウ》]] -[[《フォース・アゲイン》]](殿堂入り) -[[《テキサス・ストーム》]] -[[《狂気と凶器の墓場》]] -[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]] -[[《阿修羅サソリムカデ》]] -[[《グスタフ・アルブサール》]] -[[《コクーン・シャナバガン》]] -[[《戒王の封》]] -[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]] -[[《ジャスティ・ルミナリエ》]] -[[《ビギニング・ザ・メラビート》]] -[[《メラビート・ザ・ジョニー》]] -[[《冥王の牙》]] -[[《ノヴァルティ・アメイズ》]] -[[《コクーン・マニューバ》]] -[[《地獄門デス・ゲート》]] -[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]] -[[《ドギラゴン・エントリー》]] -[[《ドラグシュート・チャージャー》]] -[[《サイバー・I・チョイス》]] -[[《幻影 ミスキュー》]] -[[《ガチャンコ ガチロボ》]] -[[《夢の変形 デュエランド》]] -[[《グレート・グラスパー》]] -[[《連鎖類超連鎖目 チェインレックス》]] -[[《勝利のレジェンド ガイアール》]] -[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]] -[[《最強虫 ナゾまる》]] -[[《ナ・チュラルゴ・デンジャー》>《ナ・チュラルゴ・デンジャー/ナチュラル・トラップ》]] -[[《ミステリー・ディザスター》>《カブトリアル・クーガ/ミステリー・ディザスター》]] -[[《邪眼皇ロマノフI世》]] -[[《龍素知新》]] -[[《目的不明の作戦》]](殿堂入り) -[[《アクア・スペルブルー》]] -[[《ポジトロン・サイン》]](殿堂入り) -[[《聖霊左神ジャスティス》]] -[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]] -[[《龍装者 フィフス》]] -[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]] -各種[[サイキック・クリーチャー]]や[[ドラグハート]]を[[バトルゾーン]]に出す[[カード]] **参考 [#se8c607c] -[[用語集]] -[[コスト]] -[[コスト軽減]]